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好きな味覚、苦手な味覚

 小さい頃は好き嫌いが激しくて、食べられる野菜は胡瓜とキャベツと芋類のみという保守派…魚も苦手だし、お肉の脂身も食べられない。
 正直、食べなくて平気なタイプだったのに
 ある期間だけだったのだが、その時期の継母から食抜きされ、身体と心に傷を負っている母のあの手この手な我が子は絶対飢えさせない、どうしたらもっと食べてくれるのだろう?というあの手この手の結果、食べられるものが増えていった。
 親の努力も自覚しているが…。
 味覚は変わる。
 子供舌だと味が感じられないものが、成長につれて、ある瞬間、美味いとなることがある。
 また食材によってはピンキリの落差が痛烈に激しいものがあり、低レベルなほうを食べて、この食材は苦手、嫌いと判断してしまっていることがある。
 いくつかの食材は私が実際に経験しており、何かの縁で知り合って親しくなった人が苦手と云うと、今度ごはんする時に、美味しいの紹介するから、それ食べても美味しくなかったら、その食材苦手なんだと思う。一度食べてみてと云い、かなりの人に美味しい食材を伝道したりしている。
 これは美味しいものを食べた瞬間の嬉しい驚きを友と分かち合いたい私の楽しみであったりする。

 私は味覚の中で、辛みと酸味が苦手だ。
 辛みは、私辛いの食べられるんだよって見栄を張りたくなる小学校高学年の頃に年の離れた弟が生まれて、我が家の食卓はカレーの王子様に逆戻りとなった。
 元々、甘党舌なのもあり、見栄を張る時期を逃してしまうと、20代まで、お寿司はさび抜きであった。
 これも山葵を鮫皮でって出すような料理に旅先のお宿などで経験を重ねるうちに、山葵の辛さは馴染めるようになる。
 カレーとかも中辛レベルまでは辿り着いた。

 そんな味覚の中で、どうも酸味が一番苦手である。
 梅、レモン、酢など酸っぱいものの中で、美味しいと思えるラインがあるのだが、そのラインはとても細く、一口食べて好みじゃないと、我慢して食べるができず、残してしまう。
 苺、葡萄、蜜柑などの品種によって、酸味も含まれる果物は、甘い品種を探して、吟味して眼鏡にかなったものだけ楽しみにしている。
 
 これまでも年月か、美味しいものを吟味するかで味覚の幅を広げてきたがようよう酸味にもチャレンジしようと重い腰を上げた( ̄▽ ̄)
 
 ツィートで余った野菜を焼いて、麺つゆとお酢を1対1の調味液に漬けるというレシピを知った。
 早速、チャレンジして麺つゆ1に、お酢0.8と日和ってはいるが。
 我が家にお酢がないので、買ってきてチャレンジしました (笑)
 あっさりしていて、食べられる味だったけど…。
 これが我が家に定着するのか?どうなのか?
 楽しみであります(≧◇≦)

 一回目はカツオだしの麺つゆに米酢でのチャレンジで…。
 気持ち酸っぱさが強い(+o+)
 焼きトマトとベビーコーンはありだけど…。
 焼きカブとナスには強かった。

 次回は1対0.5にしようと思っている。
 

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