見出し画像

メトロに2回、バスに5回乗って1日周遊(9/10)

今日は午前中から、自分が行きたいと思っていた場所をつぶしていく日。アパートを出てから帰ってくるまでメトロに2回、バスに5回乗り、「nol(ノル、乗る笑)カード」を使い倒した(そのせいで最後はピンチに)。

まず向かったのは「アルクウォツ・クリエイティブゾーン」という工業地区(バスも特別仕様だった!)。この中に、ドバイにゆかりがある新人芸術家のギャラリーやおしゃれなカフェなどが集まる「アルサーカルアベニュー」がある。各々のスペースが入る銀色のコンテナがずらっと並んで通路を成しているため、住宅街ならぬ芸術街だ。

気になったスペースは無料で自由に見学できる。1人で扉を開ける瞬間は少し緊張するが、入ってしまえば好きなだけその空間を楽しめた。

芸術家のプロフィールを見ると、ドバイ生まれドバイ育ちの人、祖先はインド人でドバイ生まれかつカナダ移民の人、インド出身で幼少期をナイジェリア・インド・アメリカで過ごして今はドバイ暮らしの人など、多種多様。ドバイという土地を象徴しているように思う。

中でも、ドバイ生まれドバイ育ちの人が描いたアニメーション風のイラストがあまりにも可愛らしい。ドバイの街並みとアラブ人家族のイラスト、ちょっとしたメッセージが入った吹き出しを融合させていて隅々まで見た。

このあとは、インスタグラムがアラビア語表記しかない「本当のローカルレストラン」へ。生粋のアラブ人(エミラティと呼ぶ)が通うのでは?とわくわくする。だが周辺に着き、グーグルマップとにらめっこしながら探すものの見つからない・・・

と思った瞬間、いくつかのローカルレストランが並ぶ区画の中に店を発見!「外観的にたぶんこれだ」と思って入ると、アラビア料理ではなくインド料理。しかもテイクアウトのみらしく、店内が非常にシンプル。思わずギョッとしていると、銀色の大きな机の前に腰掛けていたインド人店員とバッチリ目が合ってしまった笑 

「羊肉のビリヤニが一番おススメだよ」と言われたので購入。33AED(約1200円)と高めだが、「いったい何人前なのか?」と思うほどずっしり重い。近くのショッピングモールのフードコートで食べてみると、想像以上の美味しさで驚いた! 

大きめにカットされたホロホロの羊肉、付け合わせの3種のソース(ヨーグルト・トマト&チリ・カレー味の豆)、ジャガイモのスライス1枚と固ゆでゆでたまご半分と楽しめる要素が盛りだくさん(でもあまりに量が多くて持ち帰り笑 しばらくビリヤニ生活)。

最後は、週末恒例のハンドメイド市場を目当てに「タイムズスクエアセンター」へ。近くなのに辺鄙な場所なのか、バス2本を乗り継ぐ。途中で降りたバス停が完全に工業地帯のど真ん中(周りがプチ砂漠)で笑えてきた。ドバイは歩き移動が意外と多いと改めて感じる。

市場のブースには、ドバイ市民が作って販売するアクセサリーや革製品、絵、イラスト、石けん、ケーキなどがずらり。売っている人は心なしか白人系の人が目立った。

こうした良い意味でのマイペースな過ごし方、是非またやってみたい!


写真は、アルサーカルアベニューにあった、おそらくドバイ市民を意味する看板。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?