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オフ中の競馬場に単独潜入、久々の芝生が心地よい(8/28)

朝10時半ごろアパートを出て向かったのは、世界的な競馬の祭典「ドバイワールドカップ」が開催されるメイダン競馬場。競馬ファンの1人に「競馬場の写真を撮ってきてほしい」と頼まれていたので、約束を果たすべく張り切った。

競馬場があるくらいなので、結構へんぴな場所にある。ドバイの新しいビジネス街がある「ビジネス・ベイ」駅までメトロで行き、そこからタクシー。駅前にタクシーがびっしり待機していたため、初めてアプリを使わずに直接拾った。

治安が良いとはいえ、1人タクシーはどこか緊張。タクシー運転手はインド人が多いが、今日は珍しくアフリカ系の人だった。運転手も競馬場行きはおそらく初めてで、「住所はあっているけど、ここはメイダンホテル。肝心の競馬場がどこにも見当たらない」という事態が・・・

運転手と私がこのホテルの外にいたスタッフに尋ねたところ、
「あーホテルの裏側だよ」と返ってきた。

ホテルのロビー奥にある出口から外へ出ると、食事ができるデッキスペース。そして一気に視界が開けた。青い空と緑の芝生、薄茶色の地面(コース)がどこまでも続くかのように広がっていたからだ。

デッキについていた外階段から地上に降りてコースに沿って歩くうちに、ホテルの裏側全体が競馬の観客席になっていることに気づく(写真)。

左右両サイドに屋外の座席がずらっと並んでいて、それらに挟まれる位置に少し前に飛び出した、半円型の屋内スペース。ホテルの中から観るVIP席なのか?外側から眺める限りは、このVIP席以外にも、宿泊する部屋の窓からレースを観戦できる造りになっている。まさに「競馬を観るためのホテル」という感じ。競馬ファンにはたまらないだろう。

とはいえ競馬のシーズンは11月~3月らしく、今はシーズンオフ真っただ中。人っ子一人いない。そのぶん、芝生の中に入ったり、突っ切ってコースに近づいたり、タイムを計る大型時計や電光掲示板などを間近で見ることができた。芝生には小鳥がいっぱい。「いつかレースも生で見てみたい」と思いつつ、景色を独り占めした。

このあとはタクシーで、行きのメトロの車窓からたまたま見かけた「オアシスモール」へ。スーパーのお菓子コーナーで、ドバイに来てからずっと探していた「キットカット アラビアコーヒー味」を発見!

1つ買って食べてみると、やはりスパイス(特にカルダモン)の風味が強い。甘いチョコレート・苦いコーヒー豆・クセの強いスパイスの異色コラボなので、もしかするとアラビアコーヒー単体よりも、好みが分かれるかもしれない笑

帰りは、待っていたバス停にいつまで経ってもバスが来ず、通りがかりのドライバーに「よくバスが来るほうのバス停」を教えてもらって移動。そこにバスは来たけれど10分遅れ。やや振り回された笑




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