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落ち着きと緊張の狭間(6/6)

「学校初日は朝9時からだから、始発のバスに乗らないと間に合わない。逃したらやばい」そう思って朝6時に起き、いそいそと準備をして寮を出る。
※寮から学校までは直行バスがあるものの、片道40分かかる上に本数が少ないので、行く手段がタクシーしかなくなる

タイ人のルームメイトは昼から行くらしく、運転手に行き先と時間を確認して一人で乗車。出発時間が迫るにつれ、次から次へと様々な国・地域から来た人(生徒)が乗ってくる。「あ、これがドバイなんだなあ」とまだ新鮮に感じる。

本当にこのバスで合ってるんだろうか?
バスを降りたあとの道順はどうだったっけ?
思っていたよりも道のりは遠くて、心身共にいつも通り落ち着いているのに、謎の緊張感がずっとあった。バスを降りて人の流れに上手くついていき、学校がある高層ビルにどうにか到着。

15階で開かれた日本人向けオリエンテーションで、私と同じく今日から入学する日本人生徒4人に出会った。ドバイに来て初めての日本人(安心感が尋常ではなかった笑)。どうしてドバイを選んだのか、留学後どうするのかなど話は尽きない。

36階に移動して15時から初授業。担当の先生は8日までバカンス中らしく今日明日は代役の先生とのこと。クラスメイトは10人弱で、エクアドル、コロンビア、イタリア、メキシコから来ていた。日本人がもう一人いるらしいが、「ほとんど授業に来ない」「今週は休暇をとっているそうよ」「シャイなあなた(私)とは違って、超クレイジーだ」とクラスメイトが口々に言っていて、逆に会ってみたくなってしまった笑

既存のクラスに私だけ今日から入るため、勝手がいまいち分かっていなかったが、みんなとにかく優しい。英語は皆ネイティブではないけれど、だからこそ、文法や発音の間違い、知らない単語があったときにすぐに助け合う感じだ。日本の学校で起きがちな、いわゆる沈黙が全くなく感動した。

※学校以外でも、「英語が流ちょうではない」という前提があるためか、外国人に親切な感じ(あくまで肌感覚)

そんなこんなで寮までの帰りもバスに揺られる。写真は、バスの窓をふと見たときに日本語で「安全出口」と書いてあって撮ったもの。日本のバスを利用しているのだろうか?




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