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予約した船に乗れないピンチ!そこにまさかの助け舟が(7/9)

今日は夕方17時ごろから夜のお出かけ。アパートを出てメトロに揺られること約40分。港湾として使われる入り江「ドバイ・クリーク」に着いた。クリークを挟んだ北側にはデイラ、南側にはバール・ドバイという旧市街が広がる。同い年の女友達(日本人)のリクエストで、ディナークルージングをしにきた。

ディナークルージングと聞くと、「学生のくせに何てリッチな・・・」と思うだろうが、「Cobone」というアプリでクーポンチケットを探して買うとお得。今回は1人あたり150AED(約6000円)が、なんと74%オフの39AED(約1600円)になるプランを予約した。90分のクルーズに、ビュッフェとドリンク付きだ。

だが、いざ港に着くと大量の船がひしめきあっている。その出航を待つ乗客もそこら中に。祝日だから余計に人が多いのだろう。このため、予約した船がどこから出るのかがわからず、港の端から端まで何度も往復することに。「この船は●番」とか番号くらい振ってくれ・・・

刻々と出航時間の19時が迫り、手当たりしだい聞きまくって探すことにした。すると、ある船のスタッフが「申し込み完了メールで来たバウチャーだけじゃ、今日はどの船も乗れないよ。明日以降だね」と衝撃の発言。どうやら、「バウチャーが来た」とメールか電話で伝えて確認書をもらう必要があったらしい。そんなこと書いてなかったじゃない・・・と思ったが、とんだ勘違いだ。

この時すでに19時5分。99%出港している笑 申し込んだ会社に友達が電話したところ、「追加で100AED(約4000円)払ったら、20時からの便に乗せてあげるよ」とのこと。迷いに迷ったが、すでに支払った額の3倍以上も払いたくないため、断念することにした。

とぼとぼと港を後にしかけたその時・・・

さっきの船のスタッフが「もう、50AED(約2000円)で乗せてあげるよ。さあ乗るなら今だよ、早く早く」と声をかけてきた。かわいそうな私たちを見かねたのだろうか笑 これは心から感謝して支払うしかない。「リアル助け舟」だ。

船に乗ると2階のオープンテラス席に案内され、1.5リットルのペットボトルの水が出てきた。水を飲む暇もないほどピンチだった私たちにとっては、ごくごく飲むたびに体に染みわたる。隣にはパキスタン人5人組もいる。

30分ほどして、下の階でビュッフェが始まった。ビリヤニやカレー、春雨みたいな麺の和え物、サラダ、焼いた鶏肉・羊肉、鶏肉の煮物、ブドウやマスカット、リンゴなどのフルーツ、蒸しパン風のデザートがずらりと並ぶ。全部少しずつとって食べてみると、とくに肉が本当に美味しい。ワイルドな切り方と味付けで、ジューシーだ。

※写真は、運よく乗せてもらった船が港を離れたところ。バウチャーは期限があと1カ月あるからまたの機会に使おう。誰を誘おうか楽しみだ。



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