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ラテン系の人たち御用達のパブへ潜入、毎週火曜の「レディ―スデー」(7/12)

今日は4連休明けの久しぶりの授業だ。本来はクラスメイトが13人いるらしいが、開始時刻の12時の時点で教室にいたのはたったの5人。休みボケから抜けられなかったのか・・・

授業を終えても今日は長い1日になることを、朝から覚悟していた。実は毎週火曜日は「レディースデー」。アパートからも学校からも一番近いビーチにあるパブが主催するイベントの日だ。名前の通り、女性はみなソフトドリンクやアルコール飲料をタダで飲むことができる。DGが奏でるラテン音楽も聴き放題だ。男性はいくらか料金を支払って参加する(別日にメンズナイトもあるらしい)。

これまで学校のWhatsAppグループのチャットで毎週お知らせが流れてくるたびに気にはなっていたが、何事も慎重派の私はなかなか参戦できなかった。日本でさえパブに行った経験がない上に、特段お酒に自信があるわけでもない。

それでも一度は体験してみたかったため、先週行ったというペルー人とコロンビア人の友達に聞いてみた。すると2人とも「来週ももちろん参加するわよ、一緒に行きましょう!」と言うので、満を持して入店することに。ドキドキワクワクだ。

どうやらここは、主にコロンビア人が働くパブらしい。このため、夜9時に入店してからとにかくずっと、専属DGによるラテン音楽のオンパレード。レゲエやポップス、ラップ、R&Bなどなどジャンルは幅広い。スペイン語の歌詞は全く分からないが、気分は上々。コロンビア人をはじめとするラテン系の人たちのノリにつられて、自然と同じようにリズムを刻んでしまう。

途中からはペルー人の友達の取り巻き(タイ人や日本人、インド人)と一緒にダンスまで笑。ふとこういう時、国籍や人種は関係ないのだろうなと思ってしまう。そこには、不思議なほどに一致団結した空間と時間が存在することを知った。

お酒は「いちばん強くないもので」とお願いし、白ワインを2杯飲んだ。驚いたのは、私が白ワインを1杯飲んだあたりのタイミングで、勝手にコロンビアのテキーラが運ばれてきたこと。店員がショットグラスを全員に配っていた。さすがにテキーラは度数が高すぎるので舐めた程度。グラスの淵に塩がびっしり乗っていた。メキシカンスタイルらしい。

なんとこのイベントは翌朝10時半まで続くというので、そそくさと0時ごろに店を出る。さっきのダンス仲間のタイ人のおススメで、マクドナルドのアイスクリームをみんなで食べる。こうした瞬間には、とてつもない背徳感がある。













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