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お隣のシャルジャ首長国へお邪魔してきた(9/18)

今日は、会社の研修でドバイで働く日本人女性の車で、ドバイ首長国を飛び出して隣にあるシャルジャ首長国へ。ペルー人女性(最近リッツカールトンで働き始めたそう!)も一緒だ。

別の首長国といってもおそらく州に近い位置づけなので、車で片道40分ほど(日帰り)で行けるし、国境らしきものも特にない。でも街の雰囲気が一味もふた味も違う。プチ海外旅行の気分。

どこが違うかというと、まず高層ビルはあまりなくて全体的に視界が開けている感じ。地上から高い位置の線路を走るドバイメトロがなく、地下鉄になっているからかもしれない。

また、横断歩道の信号のイラストが「赤の手形」と「青の腕を振って走る人」だったり、見渡すとあちこちに見えるモスクのサイズがどれもお城かと思うほど大きくて立派だったり。アルコールを持ち込むことさえ禁止されているほどイスラム教の宗教色がドバイよりも強いらしく、女性が一人で歩いている姿はあまり見かけない(とくに夜)。

何より、海に面して建っているアッヌール・モスク周辺は暑さをどこかへ吹き飛ばした爽やかさ。近くにあるヤシの木の森林からは、久しぶりに植物がもつみずみずしさを感じて心地よい。全然ドバイよりも好み笑

念願だった「イスラム文明博物館」は外観も内装も展示内容も、本当に見事。イスラム教のすべてがわかるといっても過言ではない。たとえば、聖地メッカのカーバ神殿の壁にかけられているという、長さ約14メートルの「のれん風タペストリー」。説明によると、新しい物に取り替える前にローズウォーターで洗うらしい!実際のメッカ巡礼の流れがわかる5本仕立ての動画もあり面白い。

最初に訪れたセントラル・スーク(市場)も、博物館のあとに見たスークも、ドバイほど客引きがなくのんびり落ち着いたところが何か良い。価格帯もドバイよりやや安めだと思う。個人的には、初めて見るほど色鮮やかで細かい模様が入った民族衣装がたくさん飾ってあった、アフガニスタン雑貨の店が印象的だった。こんな民族衣装がアフガニスタンにあったとは、驚き。

昼食もローカルのアラビア料理レストラン(なぜか個室用カーテンがついていた)、おやつもアラビアンカフェと「アラブづくし」の1日。今度はバス旅をしてみたいと思うほど、お隣のシャルジャが気に入ってしまった笑
他の首長国も気になる。

写真はシャルジャの夜景。右端に写っているのがイスラム文明博物館で、その奥に大きなモスクが2つも見えて豪華だ。










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