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郵便番号もポストもない!国際郵便はリベンジ(8/9)

慌てて自分の部屋を出て鍵をかけていたところ、フラット内で新たな出会いが。通路にいる私を見て、黒いミニワンピースを身にまとった黒髪ロングヘアのナイスバディな女性が困り顔で手招きしている。

「Wi-Fiが動かなくなったのよ。ちょっとこっちの部屋に来て」

とりあえず彼女が借りている2人部屋をのぞいてみると、指さす方向の先にあるのはこの部屋専用のWi-Fiルーター(私のような1人部屋の住人はいつも、フラットで共有するルーターを使っている)。

近づいてみてハッと驚いたのが、この彼女はおそらくニューハーフだということ。手招きされた時点では、良いのか悪いのか全く気づかなかった。グーグル翻訳のアプリで状況を英語で懸命に伝える姿。打ち込む文字からタイ人だとすぐにわかった。

結局、私に機械は直せないため、応急処置として共有ルーターのほうのパスワードを教えてあげることに。朝イチから授業がある都合で、私はそそくさとアパートを出てきてしまった。無事につなげただろうか・・・?新しい住人ではないと思うが、今日が初めての出会いだ。

昼頃、日本人の友達と最寄りの郵便局「エミレーツポスト」へ。ドバイから日本へハガキを送ってみようとなった。

昨晩は、おそらく人生初の国際郵便を出すとなって住所の書き方に苦戦。とくに頭を悩ませたのは、差出人の住所。ドバイにはなんと、日本のような郵便番号はない。つまり、郵便は個人宅や会社ではなく、私書箱に届く仕組み。私書箱を開設していない(できないに近い)私には、そもそも書く住所がない笑

空欄のまま窓口にもっていくと、この郵便局はまさかの「ビジネスオンリー」の取り扱い。教えてもらった私用対応の支店はたった4つのみ! 街中でポストすら見かけたことがないし、何だか不便だ笑 

窓口で色々と尋ねたところ、差出人情報には建物と通り名、自分の電話番号を書くらしい。身分証明のためパスポートも必要とのこと。なかなか大ごと。リベンジ必須だ。

気を取り直して昼食に、この友達がおススメする、JBRビーチ沿いのアラビア料理屋へ。以前一緒にいった別のアラビア料理屋よりもリーズナブルな価格でうれしい。

3品頼んだが、トマトとタマネギ、卵をごちゃまぜにしたオムレツのような料理がとくに絶品。「なぜか日本で食べたことがありそうな懐かしい味がする」と美味しさを噛みしめた。

日本ではほとんど見かけない、アラビア料理。実は思っている以上にヘルシーで口に合うものが多い。「日本でも広まってほしい」と思うほど、2人ともすでに虜になっている笑


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