見出し画像

「世界一大きい観覧車」は休業中(6/15)

授業が終わったあと、学校主催のアクティビティで「bluewaters」という場所へ足を運んだ。ここはちょうど先週の日曜日に行った「JBRビーチ」の奥(裏側)にある、ホテルや商業施設が集まる小さな島。世界一大きい観覧車があることで名が知られているそうだが、残念ながら休業中。真下から見ると、人が乗るゴンドラの形がラグビーボールのような横長で珍しい。乗りたかった・・・

この場所にたどり着くまでに立ちはだかったのは、言うまでもなく暑さ。学校近くにあるメトロの駅を出発した16時半ごろは夕方とはいえ、おそらく35℃は優にあっただろう。徒歩30分の大散歩だ。

何者かに水分が吸い取られるように喉が渇くし、とてもじゃないが新型コロナ対策のマスクをずっとつけて歩くことはできない。息苦しすぎる。散歩や自転車好きの身としては、ドバイでは、日中気軽に外に出てぶらぶら時間をつぶせないのが結構つらい。

海が近づいてくると、夕方や夜にかけてビーチで楽しむ人たちがぞくぞくと集まってきていた。「まだ水曜の夕方なのに優雅だな」とつい思ってしまう。きっと、週末だから・休みが1日とれたから・せっかくの長期休暇だからなど、「特別感」をもって海を訪れているわけではないのだろう。何気ない日常の1コマに過ぎないのかもしれない。

アクティビティ中に思わぬ発見もあった。参加者が15人くらいいたが、みんな移動の仕方が本当に自由。日本の学校でよく教えられるように、2列で先導者の後ろにぴったりついて歩くなんてありえない。あまりの暑さに体力を消耗してしまったのか、休憩用に入った冷房ガンガンの施設でギブアップする5人組がいたり。メトロの駅まで帰る途中、住んでいる家が近いからと勝手に抜けていき、気づけばもともとの半分くらい(7人)になっていた笑

いったい誰に何に縛られているのかわからない「見えない決まり」が、ここには存在しない。結局、自分に正直になることが一番いいのだろうなとか考えてしまった。

※寮までのバスを待つ間、日本人3人とタイ人のクラスメイトと一緒に「エミレーツモール」を探索。中に入っている「Carrefour(チェーンのスーパー)」はまるでコストコ(実は行ったことはない笑)のようで、とにかく目移りする。モノに溢れていた笑








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?