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イスラム教の祝日で4連休がスタート(7/8)

今日はイスラム教の祝日で学校が休み。イスラム暦によって毎年変わるらしいが、今年は7月8日の今日が「Arafat (Hajj) Day」という巡礼休暇、9日から11日までが「Eid Al Adha」という犠牲祭となっている。つまり、土日を挟んだ4連休だ。

休みとはいえ、とくに大それたことはせず、15時ごろに散歩へ出かけた。メトロの駅の入り口にある、これまで入ったことがなかったミニマート(コンビニに近い)に行ってみる。すると、店内にインドの小さな喫茶店があるではないか。

ショーケースには、三角形をしたインド料理の軽食サモサ(鶏肉・野菜・ジャガイモの3種)がたくさん。1つ1~1.5AED(約40~60円)と安い。一度食べてみたかったため、「鶏肉サモサ」を注文することに。飲み物は、インドならではな気がする「サフランミルク」を頼んだ。どちらも熱々だが、ゆっくり味わいたいため、そーっとアパートまで持って帰る。

サモサは、パリパリの生地の中に鶏肉やじゃがいも、玉ねぎなどのペースト状の具材がぎっしり詰まっていた。忙しい労働者にとって良い軽食なのだろうな。サフランミルクも想像以上に絶品。黄色くてコクのある甘さのミルクに、真っ赤なサフランの粉がたっぷりかかっている。一見すると、激辛料理のようなえげつない見た目だが、それとは裏腹に優しい味だ。

夜19時半ごろに再びアパートを出て、今度は夜の散歩。徒歩20分くらいの場所にある公共ビーチ「JBRビーチ」で、この4連休にちなんで花火があがるかもしれないと耳にしたからだ(実際、今日はなかった笑)。前にこのビーチに行ったのは昼間だったが、夕日が沈む直前は空の雰囲気がいい。

ビーチから見える世界一大きな観覧車は、綺麗にライトアップされていた。日が落ちて空が暗くなればなるほど、色鮮やかにコロコロ変わる光が映える。写真は「DUBAI」の文字が浮かび上がったところ。いつか観覧車が完成してドバイに来る機会があれば、ぜひ夜に乗ってみたい。

2時間くらいボーっと過ごして帰宅。夕食の支度をしていると、共同キッチンにはネパール人の女性が。「よかったらご飯いる?スパイシーだけど」と言って、フライパンで炒めていたご飯をなんと私に分けてくれた。

彼女にとって私が初めての日本人の知り合い、私にとっても彼女が初めてのネパール人の知り合い。だからお互い喜んだ。お礼に、日本からもってきた即席みそ汁を渡すと「かわいい」と言って早速つくっていた笑

ほどなくして次はシンガポール人の女性がキッチンに入ってきて、ジンを用意。「よかったらベランダで一緒に飲みましょう」とジュースとロックで割ってくれた(お礼には即席みそ汁)。イスラム教だと禁酒なので、ドバイでは基本的にお酒が簡単に手に入らない(買うにはライセンスが必要らしい)。このため、ドバイに来て何気に初めてお酒を見た笑

この女性は10年前に初めてドバイに来たのちに色々な国で働き、今はドバイでマーケティングの仕事をしているらしい。「10年前の当時と今のドバイは全く違うわよ。昔は女性は学校にも行けなかったし、仕事ももらえなかった」と語る彼女。そんな急速に発展し続けられるのは、いったいなぜなんだろう?




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