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即レス・即決・即行動に縛られている?(6/16)

ドバイに着いてから2週間が経とうとしているが、この間つねに頭にあったのが部屋探しだ。大学やその学生寮が集まったいわば学術都市にある今の寮に不満はないが、学校がある都市部から隔離されているかのように遠い。「えーっ!君はまだあの寮に住んでるの?早く出なよ」という会話が聞こえることもザラにある笑

このため学生にとっては、はじめの2週間~数カ月は寮に住み、その間に都市部にあるアパートやホテルを探して引っ越すのがメジャー。もちろん追加料金を払えば寮は延長できるが、そんなに引き延ばしてばかりはいられない。行動範囲が狭いままだともったいないと思ってしまう。

ただ結論から言うと、これまでの2週間から1~2週間延長して寮に住む。いろいろ手は打ったものの、最も可能性があった話を自分から断ってしまった。
その話というのが、「来週帰国予定の日本人から、4~6人用のシェアルームを譲り受け、入れ替わりで住む」件。日本人にこの件をもらった前日にちょうど、帰りのバスで隣に座ったタイ人の女子大生と手を組む(笑)ことになっていた。彼女は友達4人と一緒に2~3カ月ずっと部屋を探し続けていたからだ。

一見するとルームシェアできそうだが、これが案外うまくいかない。どうやら上記の件と、彼女たちの希望(移る時期や部屋のタイプ、立地など)があわないらしく、話がまとまらない。せっかちな私がいけないのか、チャットで連絡しても「いい部屋はまだ見つからない。迷っているからキープしてほしい」という返事。「決断を何日も待ってもらっている日本人にも悪いな」と思った結果、断って1人で振り出しに戻ることにした。

ふと思ったのが、タイトルにつけた「即レス・即決・即行動に自分は縛られているのかもしれない」ということ。直感で良いと思った機会を逃さないよう心がけているが、これを他人に押しつけてはいけないのだろうなあ。タイ人の彼女たちとの交渉が滞ったのは、私が無意識のうちに「自分にとって当たり前のコミュニケーション」を求めてしまっていたから???

そんなことを考えて少し反省しながらも、さっそくクラスメイト経由で不動産業者とつながり、どうにかなりそうだ。皮肉なことに「即レス・即決・即行動」に救われた。縛られていても悪いことばかりではない笑

※写真は、学校から最寄りのメトロの駅に行く道中で見た景色。水面に高層ビルがしっかり反射している。潮の香りがすごい。











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