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手に取れるすぐそこの「未来」(9/1)

今日の授業後は、ドバイの新しい人気スポット「未来博物館」へ。入場料が1人145AED(約5800円)とおののくレベルで高いため、「いつかは行こう、またいつか・・・」と先延ばしにしてきた。

だが昨晩インスタグラムを探っていたら、「明日9/1のみ割引価格」と書かれた、ドバイのある旅行会社の投稿を発見! とりあえずチャットで問い合わせたところ、約20%オフの120AEDだったため、思い切ってチケットを買った。行ける内にどこでも行かないと、という行動力が最近はとくにある。

一発で覚えられるほど奇抜な外観の博物館はメトロの「エミレーツタワー」駅から直結。車窓から今まで何度も見たことがある。それもあって「これは簡単に行けるわ」とスマホを触って1人で余裕をこいていると、2駅乗り過ごしてしまった笑 2日前に降りた駅「マックス」で降りて逆戻りだ。

博物館に入ると、平日にもかかわらず入場待ちの列が結構長めにできていた。30~40分ほど待っている間、空中を自動でふわふわ飛び回る魚型ロボットがみんなの注目の的。いかにも「未来」だ。

展示は2071年のUAEを想定した宇宙開発のようす、南米・アフリカの熱帯雨林保護、人間の五感という3パート。中でも、2000種もの動植物や菌類を何かの物質を使って3Dでつくった標本みたいなコーナーが圧巻だった(写真はゾウ)。

五感パートでは、2つの体験ブースが印象的だった。違う国地域から来た参加者がみんなで同時にハミングしてリラックス効果を生む香りをつくったり、温風が出る網の上に手をかざしてハンドマッサージをしたり。未来を先取りしすぎて、もはや不思議なくらいだ。

不思議といえば、そもそもこの博物館が世界中から来る観光客から人気なこともそう。入場料の高さを差し置いてまで「最先端」「未来」「新しさ」を知ることが大切ということなのだろうか?

確かに面白いけれど個人的には、博物館なら歴史や伝統を知る展示のほうにどうしても惹かれてしまう。旧市街にあるドバイ博物館、なぜずっと臨時休業のままなの?笑



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