夜中に。

桜の開花が年々早まっていることを感じるこの頃。

私が小学生の時は、「桜咲いたら1年生」なんて状況は有り得なかった。それはもっと南の方の暖かいところだけだと思っていた。私のところはゴールデンウィーク付近で咲き始め、見頃を迎え、その頃の雨によって散っていくのが普通だった。だから、1年生になったら桜咲く、の方がしっくりくる。

でも最近は春休み中に桜が咲く。この頃は入学式頃に咲いたり、満開を迎えたりする。明らかに早くなったなと思う。桜咲いたら1年生の歌にピッタリ。でも南の方はもっと開花が早いから、桜散る頃に1年生になるところがあるのかな…と思ってみたりする。


私の中で、春は、スギ花粉に始まり桜が散って終わる。私はスギ花粉の症状はかなり酷いという訳ではないが、みんなよりアレルギー症状が出るのが早い。目やにが出始めると、春だなと思う。
春=桜は、結構全国共通認識だと思っている。でも桜の満開が発表されたら、あとは散るだけになってしまう気がする。散るのは時間の問題。風雨が酷いかもしれないし、お天気が続いてずっと咲いてくれるかもしれない。誰にも分からないその儚い終わり際を、私はひっそりと寂しくカウントしている。
桜の満開が次々と発表されると、あぁ、もう春は終わってしまうんだと、どうしても思ってしまう。最近は満開も早くなってきているから、春が終わるのも早い。寂しい。ゴールデンウィークくらいに新緑、という私の中での季節の移り変わりが、今変化しようとしている。


地球規模の変化で様々なものが変化し、その変化が私たちの当たり前を塗り替えていく。今後も沢山塗り替えられるだろう。
幼い頃からの積み重ねや経験、思い出や記憶は大事だと思う。でもそれが絶対なんだという考え方は一旦頭の隅に閉まってみて、日々変わり続ける社会に対して、柔軟に対応し、自身の記憶をアップデートし、今と昔を比較しながら、何が必要か、変わらないものは何かを考えていく必要がある、と私は思う。

状況理解、自分に出来ることを考える、最適解を実行する、結果に対しての振り返り。仕事をする上での私の目標。常に100%が求められる世界で、どんな時でも、新人でも100%が出せるよう、甘えることなく、考えて、先輩方からの教えを吸収し、自分のモノにしていきたい。

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