To LOVEるとドメカノを女子視点で語る。

ToLOVEるは許せる、ドメカノは嫌。

記事を書くにあたってまず始めに言っておきたいのですが、私はドメスティックな彼女(略してドメカノ)を嫌いなわけでも、批判したいわけでもありません。
むしろ面白いと思ってます。
ただ好きかって聞かれると、好きではないんですよね。
何でだろうと考えてた時に、思ったことがあったんです。

「あっ、私、女だ。」

そう、私は女で、ドメカノは週刊少年マガジンで連載されている少年漫画。
もともと私のような層向けでは無いんです。
だから合わなくたってしょうがない、というか合わなくて当たり前。
でもその時にふと思ったことがあって、「あれ？私To LOVEるは好きなんだけど...」
少年誌に連載されている恋愛漫画という点では同じなのに、To LOVEるは好きでドメカノを好きでは無い理由。
自分なりに考えてみたので書いてみようと思います。

理由１　過激さは問題では無い。リアルさが気になる。

過激な描写の数で言うと、圧倒的にTo LOVEるの方が多いんです。
めちゃくちゃ女の子の半裸が出てきます。
それならば、普通はTo LOVEるを嫌がるんじゃない？と思う方も多いと思います。
というか実際、女の子でTo LOVEるのようなちょっとエッチな漫画は苦手という方も結構いるでしょう。
でも周りの女オタクに話を聞くと私のようにTo LOVEるよりもドメカノのような恋愛漫画の方が苦手という人がそこそこいるんですよね。
それはきっと過激さよりもリアルさに抵抗を覚えてしまうからだと思います。
To LOVEるはラブコメ要素が強いので、かなりファンタジー寄りなエロです。
女の子の身体はリアルに描かれていますが、設定自体は現実世界ではありえないものになっています。
それに比べてドメカノは現実的で、ありえそうなシチュエーションでの恋愛を描いています。
ありえそうなシチュエーションで男の子がたくさんの女の子に言い寄られて本命的立ち位置のヒロインがいながらも揺れ動く。
時には本命以外とキスとかもしちゃう。
ムカつきますよね(笑)
いや、わかってるんです。そういう展開じゃないと漫画として面白くないし成り立たないって。
でも私は女だから、やっぱり主人公よりも女の子キャラたちに共感してしまうわけで。
恋愛をよりリアルに描かれれば描かれるほど主人公へのヘイトが溜まってしまう。
キャラの心情を繊細に表現されるほど主人公への苛立ちが募る。
To LOVEるのリトが色んな女の子を触っているのはあんまりムカつかないのにね。

理由２　男主人公の属性の違い。

可愛い系の男の子か、カッコいい系の男の子か、ヘタレ男子なのか、はたまた俺様なのか。
これも結構重要な気がします。
可愛いくて子犬みたいな男の子に対しては甘くなってしまう傾向があるんじゃないかな。
許せる範囲が広くなるように感じる。
母性本能のせい？(笑)
ドメカノのナツオもちょっと可愛い系入ってる気がしなくもないけど、普通に今どきのイケメンっぽいですよね。
それに比べてリトは目が丸くて幼めな顔だちだから、しょうがないなって思えてしまう。
子供なら体を触られても許せる原理ですかね。
...いやまぁ、これに関してはただの私の好みなんじゃないか説もありますけどね！

他にも細かい所は色々あるかもしれませんが、主な理由はこの二つじゃないかな。
もう一度言っておきますが、ドメカノを駄目だって言ってるわけじゃないんです。
ドメカノやハレ婚みたいな漫画を読んでると「あぁー！これ読んでる間だけ男になりてぇ！」って思います。
来世で男に生まれ変わったらもう一度読みたい。
きっと今とは違う感想を抱くはず。
面白いと思う場面やセリフも変わるんだろうな。
ナツオに共感できる日が来るのかな。

前回の記事に反応してくれた方もありがとう。
嬉しかったです。
何か面白い漫画あったら是非教えてください。
なんでも読むよ！