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#スタートアップ

21歳、1000万円の借金を返したことが揺るぎない自信になった

僕はNOT A HOTELという会社を経営しています。 いまの会社は2回目の起業。初めての起業は23歳のとき、「アラタナ」というEコマースの会社です。創業8年で、ZOZOグループにジョインさせていただくまでに成長しました。 「順風満帆ですね」と言われることもあるのですが、実はぜんぜんそんなことはありません。むしろ若いころは世間知らずで、失敗ばかりしてきました。 人生でいちばんの地獄を見たのが、21歳のとき。 開業したカフェが潰れて、1,000万円の借金を抱えたのです。

やりなおせる失敗は、失敗ではない

CXOとしてよく言うフレーズに「やりなおせる失敗は、失敗ではない。どんどんやれ」があります。 企業が成長するにつれ、意思決定は遅くなり、失敗を許さない文化が少しづつ生まれてきます。 ところが、この世に存在する大半の問題は、実はそれほど重要ではありません。なぜかというと、ほとんどは失敗しても、やり直しがきく問題だからです。そういった問題について、全体会議で延々と議論するのは、あきらかにリソースの無駄です。 では、なぜ企業の意思決定がどんどん遅れてしまうのか… それは2つの

初めての個人開発で作ったwebサービスが1億PVを突破した話

はじめに こんにちは、2z(Twitter: @2zn01 )です。 この記事は、僕がプログラミングの経験や知識がゼロの状態から1億PVを超えるwebサービスを個人開発で作るまでの軌跡をまとめたものです。 僕は文系の人間ですが、プログラミングはすべて独学で学び、サービスの構想から開発も一人で行いました。 時期としては2005年~2011年の間のことで僕が中学生~大学生の頃の話です。 当時ではまだ主流だったガラケー向けのサービスを開発し、1日30~40万PV程度、総アクセ

SIerという存在は悪なのか?

SIerとは、システムインテグレーション(SI)をしてくれる会社のことです。システムインテグレーション(SI)とは、 ネットワークやハードウェア、ソフトウェアなどを組み合わせて、システムを構築することです。 今日はそんなSIerについて僕が思うことを書いていこうと思います。 (SIerがなにか分からない方向けにもSIerとはなにか簡単に解説も入れていきます。) IT業界で近年、SIerは諸悪の根源のように批判されることが多いように感じます。 確かに、SIerは悪と言える