楽器を弾く時の腕の力
クラシックギターを教えているとき、
生徒さんの腕の力の入り具合をみます。
近頃めっきり涼しくなってきましたね。
夏の暑い時は、自然と近づいてレッスンすることが少なくなるのですが笑
最近はまた、弾いてる時の腕を見たり触ったりして、力がどう入っているか確かめます。
たいていは見るだけである程度わかるので、口頭で説明します。
発表会前や、必要だと思った時は、腕の内側、手の外側(小指側)を触るとよくわかります。
弾けないところや、押さえらないところは、力がねじれて入っていることが多いです。
生徒には
ねじれてるってどういうことですか?
と聞かれます。笑
ねじれてるんですよ。
そういう時は、私が腕を触ってねじれを戻すとうまく押さえられたりします。
生徒さんに、その時の腕の状態を記憶してもらうことが近道です。
次のレッスンではまた元に戻っていたりしますが、その都度力の入れ方を体験するとだんだん体が覚えてくることがあります。
生徒さんの体の記憶力によりますし、
どれくらいの頻度でギターを触るかが左右します。
力の入れすぎは、逆に押さえられません。
弾けないところがある時は、指よりも、手のひら、手首、腕の位置、それから肘の位置、脇の開き具合、肩、とだんだん体に近づけていって、微調整してみてください。
ギタリスト 高橋彩華
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