キーパーソン21「20年」によせて

昨日12月10日は、キーパーソン21の20歳の誕生日であり代表理事朝山あつこの還暦の誕生日だった。仲間たちと協力して、突撃サプライズ「還暦！感激！祝いの会」をオンライン（Fabcebook生配信＆全国の会員とZOOM接続でお祝い）とリアル（自宅突撃隊ｗ）のハイブリッドという、現代の技術を駆使した企画・実施。大成功すぎて、昨日の突撃動画（音声注意ｗ）を何度見返しても、こっちが感激する。そして、いろんなことが、じわる。

４人目の子ども

四十にして惑わずで立ち上げたNPO（よく、できちゃったNPOなんですって言ってたな）。朝山さんの言葉を借りると「４人目の子ども」と思って育ててきたという。それほどの決意の団体だ。NPOという存在やキャリア教育が一般的ではなかった時代から、本当に子ども（人）に必要なことを凝縮してプログラム化し、日本中の子どもたちのことを想い、「母親」の立場から社会に問うてきた。革新者だ。（詳細はこの本を読んでください。）

それから20年。

ご自身の子育てや家庭運営を（時間や労力、気持ち等多くのことを）やりくりしながら、NPOという組織のおもしろい部分やメンドクサイ部分、嬉しいことも苦しいこともあって、たくさん傷ついて、たくさん喜んできたであろう。2008年から13年、会員が150名ほどのときから活動している私ですら、本当の意味では理解できていないかもしれない。

でも、一番の理解者でありたいと思う。

なぜなら、私はキーパーソン21と朝山さんとの出会いのおかげで、納得感をもって自分らしく主体的に生きることができるようになったから。そして、人のことを表面で判断せず、多くの視点で接することができるようになった…気がするから…これは最強の自己肯定感アッププログラムなんだ！！！！！（叫ぶｗ）何百回受けたかわからないけど、今でも新鮮。それは、自分自身と向き合うプログラムだからなんだよなぁ。

「キーパーソン21を産んでくれてありがとう。」

これまで20年、設立当初から走り続けてきた朝山さんには、「キーパーソン21を産んでくれてありがとう。」ただその一言を伝えることで精いっぱいだ。私にできることは、朝山さんの一番そばで学ばせてもらった、人との関わり方、全方位への愛、プログラムに込められた深い深いエッセンスを日常に活かしながら、わくわくエンジンの概念とそれを引き出す機会を広めていくこと。そして、一度でもプログラムを受けてキーパーソン21に触れてくださった方が「それ」を忘れていたら、思い出させて日常に再インストールしてもらうための声かけ活動・・・なんて地味なんだ（笑）でも地味な地道な活動、きらいじゃない。

さいごに。

今や全国に400名を超える会員組織になって、パートナー企業、団体もたくさんある。でもまだまだ爆発力が足りていない。でもでも、すごくいい人に恵まれていて、実現したい社会に近づいている。ますますキーパーソン２１の取り組みが注目されるであろう。あともうちょっとなんだ。あともう少し何かがはまれば、大きく社会が動きそうな気がしている。その予感が、楽しい。みんな、気づき始めている。あとは「何か」と出会うだけ。いや、もう出会っているかもしれない。

私は朝山さんにはなれないけれど、私はわたしらしく活動を続けていこうと思う。20年本当にありがとうございます。

（結論：このマル秘プロジェクトを楽しくやっちゃう団体の未来は明るいねｗ）