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理不尽に仕事を切られた時はどうする?

理不尽に仕事を切られた時はどうする?

旅する経営者 あや社長です。

私は2015年に株式会社Wannabeを創業しました。
現在は湘南地域を中心に、企業研修の運営やイベント事業をしています。
また、フリーランスとしてもSNS運用・運用チーム作り、新規事業の立ち上げやオンライン講師などもしています。
最近はここに地元の法人会のディレクター(組織のNo.2的なポジション)が加わっております。

自分で仕事をやっていると、一度や二度は理不尽な仕事の切られ方をすることがあると思います。
そんな時、皆さんはどうやって立ち直りますか?


相手は変えられないので捉え方を変える

お客様に切られた私の実例

今年の8月に衝撃的なことがありました。
個人での仕事を受けていたお客様から、「今月で仕事を終わりにしてほしい」と言われました。
今月、と言いますが、その時はすでに27日笑
ほぼ今月は終わっている状況でした。
しかも依頼されていた仕事はまだ全然残っている状態。
どう考えても「なぜ今のタイミング?」と思いました。

とはいえ理由を聞くと、私がサポートに入ってからシェアオフィスから自分でオフィスを持てるほど、売り上げは右肩上がり。
専属で働ける人を雇えるようになったので、そちらに移行したいという話でした。

これについてはかなり嬉しい反面、そもそも補足すると、本来は契約書に契約破棄する場合の記載があり、大体は1ヶ月前に告知しないといけないルールになっています。

しかし、私はその申し出を受け入れました。
理不尽に思えますが、その方が自分のためになると思ったからです。


すべては一番大切な自分のため

私がそのように判断した理由は3つあります。

①モヤモヤした状態でベストな仕事はできない

個人的にそのようなモヤモヤした状態で、お客様のためを思った仕事はできないと考えています。
お互いに時間を消耗するくらいなら、スパッと関係を切った方がいいと思います。

ですので、私は残っていた仕事を4日で完成させました。
(ちなみに、クライアントはなんとかその4日に仕事を追加しようと必死でした笑
契約書も何も関係ないからいいと思ったのでしょう。
「これもあれもあなたの責任。常識の範囲内。」と言われて押し付けられました。)
仕事が残っていて、後で連絡を取るのは絶対に嫌だったので、言われたことは全部完成させて、「立つ鳥跡を濁さず」でお別れしてやりました笑

②そういうことをするクライアントは繰り返す

残りの4日の様子を聞けばわかると思いますが、そういうクライアントは繰り返します。
ある意味、それが本性です。
常識とか、普通とか言いますが、そういうクライアントは自分たちのやってほしいことを押し付けて、自分たちに有利なように持っていこうとします

クライアントと良好な関係を築くのは大切ですが、それは双方にリスペクトがあってこそ。
そこが欠けた状態では、最終的にモラハラ夫やパワハラ上司に捕まるようなもの。
せっかく独立してリスクを取ってやっているのに、そんなストレスのかかる人間関係を選びに行くのは苦行としか思えません。

離れた方が、自分の精神衛生にも良いです。
自分に合うクライアントは必ずいるので、潔く離れましょう。

そうしないと大事な資産である自分が鬱になりますよ。

③自分を振り返り、綺麗に終わらせる

理不尽なクライアントに会った時も、最後まで仕事はしましょう。
理不尽に理不尽で返すと、一番大事な資産である自分が自分のことをそういう人間だと判断してしまいます。

メンタルが落ちてしまうと、結果的に気持ちを持ち直して次の仕事に行くまでに時間がかかってしまいます。
相手がどんな状態でも自分はベストな仕事をするという、強い気持ちを持ちましょう
そもそも仕事をいただいて感謝です。
そこを考慮して最後は綺麗に終わらせましょう

この時代なので、引き際を綺麗にしないと一般人でも炎上の可能性があります
自分のリスク管理としても、最後は綺麗に終わらせましょう


解決策は、複数のクライアントを持つこと

理不尽じゃないクライアントばかりになれば良いですが、自分の目の前のクライアントが理不尽じゃないかどうかを見極めるのはかなり難しいです。

私もだいぶその辺りは目が肥えてきたとはいえ、それでも今回のようなことがありましたから。
ですので、こういう時は追突事故だったと思って、自分は普段通り淡々と仕事できるよう努めていきましょう

そのためにも、複数クライアントを持つのは大事です。
一人のクライアントに肩入れしてしまうと、そこが潰れた時に全部を失ってしまいます

しかも、複数のクライアントを持つと、そのお客様が理不尽かどうかの判断もできます
Aさんとは気持ちよく仕事ができるのに、Bさんとはできないのはなんでだろう?と比較できます。

また、複数クライアントがいると「ここが潰れても、他のクライアントがいるし」と考えることができて、心に余裕ができます
理不尽な主導権を握られそうになっても、その余裕が自分を冷静にさせてくれます

駆け出しの時は難しいとも思いますが、その辺りはぜひご自身のために複数のクライアントを抱えることをお勧めします。


振り返りも大事

結論としては、理不尽なクライアントは一定いるので、自分の捉え方を変えましょう!
自営の我々が、一番大切なのは自分自身です。

そして、少し時間が経ったら、理不尽に仕事を切られた出来事を振り返ってみましょう
直近すぎると傷が癒えていない可能性があるので気をつけてくださいね笑
できれば先輩フリーランスか経営者に相談できたらベスト
皆さん、必ずそういう経験をしているので、面白おかしい話をしてくれると思います笑
とはいえ、それでも生き残っているのはそれを乗り越えたから。
もしかしたら改善案や考え方のヒントなどももらえるかもしれません。

本当は人間力を上げて、そういう人が近づいてこない自分を目指したいですね!
共に頑張りましょう!


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