|休日ラボラトリー|馬拉糕(マーラーガオ=中華蒸しパン)
先週の大腸包小腸の実験の時にチラッと「馬拉糕(マーラーガオ)作りたいな」って話が出てから一気に火がついた私。実はちょうどその少し前にインスタの相互フォロワーさんから馬拉糕レシピへのリンクがDMで送られてきて気になっていた。なんとタイムリーー!
馬拉糕は「中華カステラ」と呼ばれるおやつである。蒸しパンではなくカステラと呼ばれるのは卵が入っているからと思われる。江戸時代に日本に入ってきたと言われるマレーシア発祥説のあるおやつ。
↑唯一食べたことあるのがマカオの馬拉糕(奥のせいろ)
しかし私は馬拉糕を食べたことが1度しかなく、その唯一の1度がパサパサで全然美味しくなかったので正解を知らない(笑)。でも作りたい。美味しい馬拉糕が食べたい。
というわけで導火線に火をつけられた私は燃え始めた(ちょろい)。必要なものを買い揃えていざ。
簡単かと思っていた馬拉糕だが、混ぜて焼くだけとはいえ理想的な馬拉糕の条件があるらしい。シンプル故に難しいというやつ。
ステップ1で早速壁にぶち当たる。エバミルクに砂糖を溶かすが、どう見てもレシピの画像となめらかさが違う。
レシピは香港人のブログのようなのだが、向こうが使っている砂糖は固形のものを細かく切ってそれを溶かしている。日本では同様の砂糖が手に入らないので近所のスーパーで手に入るごく一般的な甘蔗糖を使用した。それが原因なのか私のはエバミルクと砂糖がザラザラと混じり合う感じなのだ。なめらかには程遠い。混ぜれば混ぜるほどザラザラしてくる気がしたので途中で止めて次の工程に進んだ。
卵と油を加えてようやく少しなめらかに。でもまだこの時点では粒感が残っていた。
不安なスタートだったが、どうにもならないので失敗覚悟で進んでいくと最終的にはちゃんとなめらかな生地になった。ホットケーキの生地より少し重い感じ。
後半はバタバタとして写真を撮るのも忘れて一気に完成したけど、結果としてはマカオで食べたものとは比べものにならないほどしっとりとした食感の美味しい馬拉糕が出来上がった。
正直、馬拉糕にはいい印象が無かったので、納得いくレシピに出会えるまで何度か作ることになるだろうなーと思っていたけど、このレシピはかなり好みの味だったので今後も手を加えることなくこのまま作ろうと思う。
最後に、このレシピで作りました(広東語です)。
https://blog.ulifestyle.com.hk/workhardplayhard/4089446/港式蔗糖馬拉糕
作った日:2020年9月29日
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