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週間日記2022.03.13-03.20/春のトップス難民

先週末、本当に久しぶりに買い物に出かけた。伊勢丹もルミネもコロナ禍になって久しぶりに入った。ウィンドウショッピングというより買う気満々の戦闘モード。

コロナになって以来出かける機会が激減して予定がないからおしゃれしたい気持ちもどこかへ行ってしまい、冬はニット1枚しか買わなかった。それでギリギリなんとかなってしまうくらい引きこもりの日々を送っていた。けれど最近、このままではいかん!!と焦りのような気持ちが芽生えて来て、マメに美容院へ行くようになった。もっと外に出なくちゃ。好きなひとたちやおもしろいひとたちにもっと会いたい、会わなきゃ、このままどんどん時間が過ぎてあっという間に人生を無駄にしてしまう!! コロナになってからというもの時間が止まってしまったような感覚がある。2020年の3月にコロナがやって来てまる2年。いつの間にそんなに時間が経っていたんだろう? この2年何をしていたか、思い出そうとしてもよく思い出せない。それくらい思い出がない。今という時間は一度きりなのにそんな空白期間が許せない気持ちになってきたのだ。もっと外に出て行きたい。出かけるのがうれしくなるような服装で。

日に日に暖かくなって春めいていくのにクローゼットを見渡せばあまりにも「着て行く服がない」状況だったので冒頭の通り、買い物へ出かけた。伊勢丹の英国展に寄ってスコーンを調達し、いろんなショップを見て周り、それだけで疲労困憊。ランチ休憩を挟んで午後はルミネへ。ルミネ→伊勢丹へ戻って、その日はトップス3着、スカートとワンピースを1枚ずつ爆買いして、大満足で家に帰った。わたしは持論があるのですが、「春はトップス難民になる」。夏のトップスはTシャツ(ノースリーブでも可)、秋冬はタートルネックやニット、かわいいのがゴロゴロある。でも春は? 店頭にはブラウスとかシャツとかたくさんあるけれど、わたしはシャツが似合わない。なんとなくしっくり来なくて、1枚も持ってない。ブラウスも然り。なぜシャツとブラウスが似合わないか?はさておき、となると春に着るトップスが全然なくなってしまう。しいていえば春ニットが残る。というわけで購入したトップスはすべて春ニットです。

今回は専属スタイリストの妹と一緒にショッピングへ行って、あれこれアドバイスしてもらった。わたしは背が低くて童顔なのでかねてから妹にモード系の格好をしろと言われてきた。というわけで今年の春はモードがテーマ。伊勢丹で店員さんが履いていたスカートがたまたま目に止まって、レザーのスカートかな?かっこいい!と思ったらナイロンで、お手入れも扱いやすそうだし、程よくエッジも効いていたので目をつけた。試着もせず、先にそのスカートに合いそうなトップスを3着購入した。1つはパキッとしたグリーンのリブニットで、表面に出る表糸と裏糸の違いが柄のように見えるデザインで1枚でサマになる。パキッとした明るいグリーンをそもそも買ったことがないので新しいわたし感がすごい。2つ目はマルチカラーのシャーリングニット。透け感があって袖のデザインが凝っていて華やか。背中がすべてボタン開きでシャツっぽいところも気に入った。5月くらい、もう少し暖かくなったら活躍しそう。最後は黒のハイネックのシンプルな半袖ニットで適度な厚みがあってきちんとして見える。暑くなってきたけど夏服はまだ早い6月くらいに重宝しそうな感じ。3着ともすべて国内工場で生産されていて、つくりがしっかりしているのに値段は適正でよいお買い物ができた。ワンピースはシックな黒のロング丈でニットとハリのある布帛の切り替えデザインだからのぺっと単調な印象にならない。デザインスリーブがワンポイントになって華やかなのでちょっとお食事に行くときにも使えそう。ちゃんとして見えるのに着てみると家でジャージを着てるのかな?って錯覚しそうなくらい楽チンでそこが何より気に入った。

さて、目をつけていたスカートを試着しに伊勢丹に戻って驚いた。店員さんが着ていたイメージより、わたしが履くと丈がだいぶ長くてスカートのかわいさが半減している! その日のわたしは白のロング丈の巻きスカートを履いていた。地面スレスレの丈だけど、このスカートはわたしでも似合ってる。でもお目当てのスカートは丈が長いとかわいくない…。なんでだろう…?? ウエストを折って調整してみると、お目当てのスカートはくるぶしより数センチ上くらいの丈で履くとかわいい。それで思い出したのは手持ちの全面ジャカード織のスカート。このスカートもくるぶし上の丈感なのだけど、どちらも全面にデザイン性がある。対して今履いてる白のロングスカートはシンプルそのもの。つまり、小柄なわたしは無地のロング丈は似合っても、全面に柄やデザインが入っているものはくるぶし上くらいの丈感じゃないとバランスが悪く見えるのだ! ガーーーン! どうしよう…。悩んだ末、裾をカットしてもらうことにした。こういうとき小柄ならではの苦労を感じる。お金もその分かかるし。わたしがうんうん悩んでいると少し離れた試着室で、同じスカートを試着しているお客さんがいた。接客していた店員さんはまさにそのスカートを履いていた人だった。店員さんの客寄せ効果たるや。やっぱりこのスカートはかわいいんだなぁ!っと納得して、無事すべての買い物を終えた。帰宅して買ってきた洋服を並べてみると春のお出かけが俄然楽しみになって、こういう高揚感が人生を楽しむスパイスになるんだってことを久しぶりに思い出した。

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