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NOと言わない日本人、NOと言われない日本人

こんにちは。
福岡でテレビショッピングを中心に映像制作のディレクターをしている別府です。3児の母、共働きのフリーランスです。
今回は、先日子供たちと市民プールに行った時の話題。


「勝手に他人に水泳を教えないでください」と言う張り紙

「勝手に他人に水泳を教えないでください」と言う張り紙が市民プールにされていました。

実際、以前小学生の娘も見知らぬ元水泳コーチとおっしゃる女性に水泳を教えてもらったのでその時は私はああ助かるな〜と思ったし、とても良いご婦人だったし娘に聞いても優しく教えてもらったよとのことでしたがこのように注意書きを書かれると言う事は困る方もいるんだなぁと言う気づきがありました。

よくよく考えると、そういうNOと言えない場合は多々あります。

もちろん子供が大人に言い出しにくい場合もあります。
がその嫌なタイミングで嫌な時に嫌と言うことが日本人は不得意な気がします。私も自戒を込めてその一人です。

ということは、NOと他人から言われることにも慣れていないと言うことで、注意されて逆上したり変に逆恨みされるのも怖いから萎縮してさらに言えない負のループに陥ってしまいますよね。

NOと言えない/言わないコミュニケーションコスト

直接、本人同士で小さい芽の段階で伝えた方がコミュニケーションコストは低い。
逆に言うと、後で間接的に伝えてもらった方がコミュニケーションコストは無駄にかかってしまうとも考えられます。

つまり、わざわざ他人に遠回しに伝えてもらうことで時間のロス、機会のロス、ポスターを作る市民プールの職員のコスト、関係ない人がポスターを見てふと思考を巡らせるコストがかかっているのではないか?

海外と日本の違い

フランスに居たときは、指摘されることや否定されることが日常茶飯事です。役所や駅、レストランなど店員も客もみなが自由に主張して自己判断でコミュニケーションを取ることが良しとされています。
相手もこちらもそうなのでNOというスキルは自然と上がります。
毎日がラップバトルです笑

ホストファミリー=家族といる際にも雰囲気ではなくきちんとした説明が求められました。ひえ〜〜これが会話の訓練にすごくなる。

学校でも日本は授業中に進行を遮ってまで質問するようなことは稀で一方通行の場合が多いですが海外は疑問に思った時にすぐに質問するスタイル。
その場で聞いた方が理解が早いのは当然です。

これからさらに国際化していく日本においてNOという勇気、さらにNOと言われる勇気を持つことも生きる術だなと思いました。

身近な「小さな親切大きなお世話」と感じた時に伝えていく行動をしていきたいと思います。


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