見出し画像

腕時計型心拍計で心拍数が低く出て困った話

ロードバイクやランニングなど、多くのスポーツにおける効率的なトレーニングに欠かせない心拍数のモニタリング。スマートウォッチの普及により、手軽に計測可能となった。
自分も光学式心拍計を搭載したスマートウォッチを愛用しているのだが、運動中に心拍数が異様に低く出ることがあり困っていた。同じ事象で困っている人の参考になればと思い、noteに書いておく。

心拍数の目安と活用についてはこのページがわかりやすいと思う。ご参考まで。
自分が使っているのはこのタイプ。文字盤の裏に光学式心拍計が搭載されており、手首で測定する。

日々の体調管理やZWIFTでお世話になっている心拍計が、なんだかおかしい。息を切らして自転車を漕いでいるのに、全然心拍が上がらないのだ。

心拍30台

ハアハア言っているのに、まさかの心拍数30台

これだけ低い心拍数でそこそこのパワーが出せるなら今からでもアスリートを目指したいところだが、そんなわけはない。
心拍数が低く出るようになったのは冬になってから。調べてみたところ、手首の血流が悪いと数値が低く出ることがあるという。

要するに「手首の血流が少ないと、心拍数を正確に検出できないことがある」ようだ。

実は自分は末端冷え症である。特に真冬は室内でも指抜きグローブをしないとPC作業等が辛い程。手が冷えて血流が悪いのが原因だろう。
そこで、運動前に手を温めてみた。

手首カイロ

カイロで手首を温めてから、いざローラー。
インドアサイクリングでもグローブする派です。

心拍150台

無事に心拍数が上がった。50前後からトレーニングの強度に沿って寒くなる前の数値と同じくらいまで上昇しているので、ある程度の精度で計測できていると思われる。

血液量の変化は心拍数の変化と完全にはリンクしない。精度を求める場合はチェストストラップ型の心拍計がベストだが、自分はそこまでストイックではないし、何より腕時計型の手軽さを愛している。

冬場のトレーニングは手をホカホカに温めてから行うようにしたい。そうすれば「トレーニングの強度が低い」と管理アプリ(Strava)に怒られることもなくなるはず。
心拍数が低いとサボっていると思われてしまうのですよ、トホホ。

(2020/12/8追記)
カイロを使わずとも、運動の少し前にフリースの指ぬきグローブを付けておけば大丈夫でした。

手首カバー

真冬のPC作業のおとも、指ぬきグローブ。今年は早い時期から活躍してもらいましょう。
自分が愛用しているのはこちら。フリースで扱いやすいところが良いです。