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結婚したいし子供だってうみたい

結婚したいし、子供もうみたい。
どうやら、わたしにはこのイメージがないそうなので、言ったほうがいいよって助言も何度かもらったので、ここに書いてみようかと。

30歳までの地獄

同期の結婚式、連続で毎月ご祝儀地獄。しかも、2次会の幹事を引き受けたら連続で依頼が来て、ちょっとしたプロフェッショナルに。会場探しから、コンセプト作り、ゲームの景品探し、後輩への余興依頼、進捗確認、動画作成、司会進行なんでもござれだった。

里帰り出産中の妻のいる男性とのデートやお泊まりも一度や2度ではなく、一緒になってもこうなってしまうのかと結婚そのものにもあまり魅力を感じていなかった。

それなのに、みんながスルスルとクリアしていく結婚の枠に自分は全然当てはまらなくてモヤモヤいじけていた。

31歳の婚約破棄が転換点

1年付き合った相手からプロポーズを受けて、一緒に住む部屋を探し引っ越したのが31歳。猫好きだった相手の願いを叶えるために、知り合いから生後3ヶ月の猫を引き取り暮らし始めて1ヶ月後。理由も告げられずに結婚できないと言われた。

わたしの中では、その時の相手はわたしの人生に猫との暮らしをもたらしてくれるためのキャスティングだったと納得している。ちなみに蠍座の整体師だった。元気でやってるといいな。

性を謳歌し始めた30代

婚約破棄直後は立ち直れなかったけれど、しばらく真剣なお付き合いよりも自分の中で沸々と欲望としてあった性欲を謳歌すること自分に許可した。

20代は自分に自信がなくて、求められることが嬉しくて、ご飯やデートの対価として寝ることが多かったけれど、30代からはひたすら自分の快楽のためだけに相手との時間を使った。

ただの数字でしかなけれど、経験人数はあっという間に3ケタを超えていた。やり尽くしたようだが、わたしの中でまだ性への探究心は衰えてはいない。身体と仲良くなること=開発 と心得て研究は続いている。

30代後半からの恋愛観への変化

30代後半から、すこしずつ恋愛観にも変化が出てきた。自分一人でも十分楽しく幸せに生きていけることがわかったからこそ、パートナーと一緒に作っていく幸せも享受したいと願うようになった。

それまでは、支えてほしい、愛してほしい、養ってほしいと依存型のくれくれ星人でしかなかった。今は、一人でも生きていけるけれど、そうじゃない幸せも味わいたいって素直に思えるようになってきた。

可愛い猫たちと暮らすこと7年。来年わたしは40を迎える。

リミットがあること

子供が可愛いなって思う。しかも自分の遺伝子が半分入った人間が生まれるってすごいなぁってシンプルに思った。

それに、出産できる身体の仕組みを守って生まれたから、その機能を使ってみたいなという思いもあった。ちゃんとしたお母さんになれる気は全然しないけれど、共に楽しく暮らしていける経験はこれまで積んで来られたんじゃないかなと思ってる。

結婚は幾つでもできるけれど、出産となるとなかなかそうもいかない。すでに結婚して出産をしている友達を見ると、本当にすごいことを成し遂げてるよなぁと尊敬と羨望の気持ちで見ちゃう。

夫婦や家族の理想のカタチを考える

婚姻契約を結ぶかは特にこだわりがない。相手の苗字の字画の方が開運しそうだったらいいなぁくらい。でも、相手がどっちの苗字にしようかって言ってくれる人だったらいいな。

それに、子供を一緒に育てるプロジェクトとして、5年契約or10年契約もあり。チームとして家族を運営していけるよう経済的時間的愛情的にサポートしてくれれば同居するとか、同じ籍に入るかとかはこだわらない。

自分自身が毎年変化しているのを感じるから、好きで一緒にいる努力もするけれども、気持ちが絶対に変わらないとは言えない。

そして、相手に縛られたくないように相手も縛りたくない。毎年、関係性を話し合ったり、家族としてみんな幸せになるようなカタチを探していきたい。家族のせいでやりたいことがやれないようなことも避けたい。お互いがやりたいことを応援できるような家族だったらいいよね。

同じように子供と暮らしていたり、もしくは一人で暮らしていたり、近所に暮らして、必要な時に助け合えたり、遊べたり、一緒に美味しいご飯を食べたり、動物の世話をし合ったり、しがらみが生まれないくらいのゆるい距離で繋がれたらいいな。

当たり前は100年もすれば変わる

一夫一妻制は明治時代から。だいたい120年くらい前に制定されたらしい。それから時代も大きく変わっているし、これから求められるカタチも当然変わっていくだろう。

今は当たり前じゃないことが、当たり前になっていく。結婚してもいいし、出産しなくてもいいし、誰を愛してもいいし、一人でいてもいい。

今の自分にフィットするカタチをしっかり見極めていくのが、きっと大切なことなんだと思う。

わたしがこれからどんなライフイベントを迎えるのか、わたしも楽しみでならない!!

いつも温かいご支援をありがとうございます💕サポートしたいと思われるような文章をこれからも綴っていきます✨