マガジンのカバー画像

母のこと

12
津軽人のちゃかしでもつけ、母と言う人を、自分の力で描き出してみたいと思う。
運営しているクリエイター

記事一覧

しゅっと津軽そば

 津軽そばが普通のそばとは違うと知ったのは、漫画の「美味しんぼ」でだった。そば粉のつなぎ…

beniiroringo
1か月前
43

あやのん、タイムマシンに乗る✧♡①

 自分の部屋から、持ってきたスクラップブックを整理する。  退職する時に、職場に運び込ん…

あやのん
1か月前
93

煮しめのチカラ

 連日の35℃から、突然気温が23℃に下がった日。  8月12日に、温泉の後、五戸の道の駅に行っ…

あやのん
1年前
37

作りたい女と食べたい女✧♡

 自分の家の隣に料理好きの美人が住んでて、一緒にごはん食べませんか?と言われたら、とても…

あやのん
1年前
95

【ショートショート】お返し断捨離(ノンフィクション)✧♡

 働くようになってから、実家に帰ると、そこかしこにあふれているどうしようもないものを片付…

あやのん
11か月前
70

布団の思い出✧♡

 布団から思い出すことは、母の準備してくれた重い冬の布団である。  冬が来ると、母は重い…

あやのん
1年前
70

本を書く✧♡

 父自身の本、父について書かれた本、まとめて4冊が家にあった。  1冊はある青年が出版した本。  2冊は母が出版した父の本。  1冊は父の友人である小説家が書いた父の伝記。  38歳という若さで肺結核で亡くなっている父だから、自分で自分の本を出版するということはできなかっただろう。  1冊目。「アイモゴ記」。  東京の青年が、古本屋で秋田文学の古雑誌を見つけて、そこに載っていた父の小説を出版したいと思い、自分で自費出版したという本。  その石川さんという青年は、ずっと母と

目に見えない世界①「虫の知らせ」

 目に見えない世界を意識したのはいつからだろう?    きっとそれは子供たちの好きな怪談話…

あやのん
1年前
40

月夜の想い出

 小学生の頃、今日はお月見だ!と学校から帰った後、すすきを取りに出かけた。あてがあったの…

あやのん
1年前
41

雪の降る青森に来て、観て✧♡③

 2022年12月、奈良君の誕生会が弘前市で行われると言う。  同級生がやっているスナックで、…

あやのん
1年前
57

田辺聖子の万葉散歩②

 さて、後編は、特にココロ動いた好きな歌を並べてみたい。  この歌はドラマチックでおかし…

あやのん
1年前
39

大鍋の季節✧♡

 母からもらったアルミの大鍋がうちにある。  母は公(おおやけ⇒本家?)の家の娘で、いつ…

あやのん
1年前
48