子どもへの言葉3

こんにちは
今日もお立ち寄りいただきありがとうございます

子どもへの言葉はいつも反省することなどが多いのですが
今日は、上手く伝えられたな
と思う言葉を紹介したいと思って
書いてみることにします

にんじん の話なのですが

わが家では私がしっかりしていない分
子どもがかなりしっかりしています

小さい頃は色々と口うるさかったと思うし
世間では「虐待」ととられかねないこともたくさんありましたが
それは世間のお話で
本人たちはそうは思ってないわけで
子どもとの関りはすこぶる良好です


以前に、宿題をしているときだったか
これが終わったら、○○するんだ♪みたいに言う子どもに
「あなたは にんじんをぶら下げるのが上手いね」
と言ったことがあります

その時は
???で
ニンジンってなああに?
あのニンジン??
という反応だったのですが

馬に乗って、馬の前に人参をぶら下げると
馬が人参を食べようと追いかけて
前に進むでしょ
だから、目標に向けてご褒美を自分の前にぶら下げることを
そう言うのよ

と説明したところ
それが気に入ったのか
何をするにも
「これが終わってから○○♪」
と言いながら
「ぼく、にんじんぶらさげるの上手いでしょ♪」
と得意気に教えてくれます


あれから数年経ちますが
今でもそれは継続していて
恐らくこれから先もずっとこうして
自分でにんじんをぶら下げて目の前のことに対峙するんだろうな
と見ていてとても頼もしく思います

ああ、あの時の声がけは
とても成功したな
と思えたので
ここに記しておきます


彼はいつも自分のタイミングで
宿題をやり、
塾のプリントもどれをやるのか
自分で決めて取り組んでいるのですが

先日、塾の保護者会で
みなさんに驚かれて
ああ、そうか、世間では小学生はまだ
親がこれやって、って提示するのか
と改めて思いました

もちろん、宿題も全部きちんとできないこともたくさんあるのですが
それはそれで本人の責任として任せてしまっているので
放任と言われれば放任ですし
何が良いかはわからないのですが

とにかく自分でご褒美を設定してそれに向けて
まずはちょっと頑張らないといけないことを先に頑張ってしまう
その姿勢に
親ながら感心するのです

と同時に
私も頑張ろうと学ばせてもらっています

子は親の鏡といいますが
現状、私よりはるかに優れていると思われる我が子

本当にありがたいことです

今日も最後まで散文にお付き合いいただきありがとうございます

素敵な午後をお過ごしください


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