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🇳🇵あの日、あの場所で感じたこと

フィリピンでのインターンを終え、本帰国して1週間。
3月からの2週間、LES WORLDの海外ワークショップに参加しました
海外WSの詳細はこちら!

今回はネパール・カトマンズにあるCOTSという孤児院を訪れました!

ネパールWSを選んだ理由。
私は2022夏のカンボジアWSにも参加して、今回が海外WS2度目。
今年度の海外生活の最後にネパールに行きたかったのと、世界の子どもたちの同じ時間を共有したかったというのがきっかけ。

後泊も含め、約20日間の旅の中で、これでもかってほと自分の心に強く残るであろう言葉や人に出会えた。かけがえのない思い出ができる瞬間に立ち会えた気がした。

「人との繋がりが自分を強くしてくれる。」
「幸せってなんだろう?」
「自分の可能性を少し信じてみようと思えた。」

そんな、いろんな言葉に出会って、そこから生まれた強い思いもあった。

少しだけこのnoteに書き留めておこうとおもいます。

原体験は原動力になるのか?

私は夜のワークショップで「自分と向き合う意味とは?」という問いをみんなに届けた。自分の中で、自分と向き合う意味は自分の将来の原動力にするためという暫定解はあったものの、みんなの答えも聞いてみたかった。

とある日、孤児院のオーナーの方の過去の話を聞いた。子どもの頃の話、専攻の話、COTSを作った理由、子どもたちの話。

We don’t wanna see any suffering children.
I’m just making their happiness.
This is the way to spend my life.

ここに挙げた言葉たちは、すごく当たり前のことなのに深く自分の中に刺さった。
自分自身の原体験に向き合い続け、自分の生涯をそれに捧げている大人。ひたむきに彼女らのしあわせを想い行動し続けていた。

これまでの人生の中で、原体験に固執することの怖さも不確定さも感じてきた。だけどその人の原体験は原動力に繋がるとも信じている。自分の想いを持ち続けるつらさも、自分の人生を捧げる何かを突き詰める大変さも、そこに向き合いつづける覚悟も、自分には背負いきれないようで少し怖い気がしていた。だからこそ、このタイミングでお話を聴けたことにすごく価値を感じた。

後悔に向き合い続けるしかない

そして、こんな言葉に出会ってしまった。

この言葉は正直聴きたくなかった。というか聞いてしまうとその現実をもう一度突きつけられるような気がして、自分から避けてたのかもしれない。

あの夜、みんなの前で話したのも、誰かに話を聞いて欲しいとか同情して欲しいとか、そういう気持ちは1ミリもないし、むしろあんなに話せた自分にもびっくりしてるくらいだった。前に書いたこともそうだけど、一度知ってしまったらその事実と向き合わないといけない気がしてしまって怖かった。COTS CREWのみんな、あの場にいて、まっすぐ私の話を聞いてくれて本当にありがとう。自分には背負いきれないような気になって滅入ってしまいそうになるけど、少しずつ前に進めてると思えた瞬間でした。

初日に書いた、達成したいこと。

今回は、1つ壁を越えられた気がする。それはキャストのみんなのこと。

今回は久しぶりの人が多くて、良くも悪くも始まる前から安心感はいっぱいだった。笑
だからこそ、はじめましての人と仲良くなれるかなあとか、本心で話せるのかなあとかいろいろ思っていた。

今回の旅、ただ楽しいだけのワークショップじゃなかった気がする。色々な場面でお互いに本心を打ち明けることがすごく多かった。お互いの過去の話、パフォーマンスの話、今の素直な気持ち。みんな優しくて良い人なのは分かるんだけど、なんだかちょっと不安で、嫌われないかなあとか、本当にいいのかなあとか、最初はちょっとびびってました、、🥲
でも、そこを超えたかった、お互いの気持ちを伝え合えるような仲間が欲しかった。ワークショップの中で、そんな感覚を味わえたことかすごく嬉しかった。

パフォーマンスチームでお互い頑張れたこと、この度の中でも特に濃い思い出です。時間がないとか、言語の問題とか、歌ダンスに自信がなかったりとか、もういろいろ大変だったけど、この6人でできて幸せだったね。本当にありがとう。

2人のバディが教えてくれたこと

最後にどうしても話したいこと。それは私のバディのAnitaとAmrita。

Anitaのモコモコ服大好きなんだよなあ。笑
ずっとひっつき虫しちゃう

Anitaは初日のバディを組む時、真っ先に来てくれた。すごく大人しくて、人見知り。くっくまのときに仲良かった子と少し似てる部分があったから、不思議と一緒にいてすごく居心地が良かった。交換ノートに一生懸命メッセージを書いてくれたことも、私を見たらすぐに飛びついてきてくれる姿も、本当に愛おしかった。WS中、パフォーマンスチームが違って、なかなか隣で過ごせるタイミングは少なかったし、大人しくて周りに意見を合わせちゃうAnitaだからこそ、私が彼女にもっとちゃんと向き合えたのにって悔しくなることもあったな。いつか、あなたがもっと自分の感情を表現できて、あなたらしさを見つけられますように。

Amritaのこの顔すごい好き。
そして私との関係性が良く現れてる写真だ、笑
撮ってくれてありがとう🫶

Amritaはみんなご存知の通り、本当にみんなにひっつき虫。笑
可愛いんだけど、私が嫉妬しちゃうくらい、他のキャストとの2Sが多い笑
でもね、お散歩の時、Amritaの街のこと教えてくれたことも、tap youの時ずっと隣にいてくれたこと、2人の大切な思い出がたくさんなんだ。事あるごとにに泣いてるAmritaが伝えてくれる「Don't cry!」ほど説得力ない言葉はないってくらい泣き虫だけど、本当にたくさんの感情をしまい込んでたんだろうなと思った。Amritaにとって、本当に必要なものってなんだろうなって考えた毎日が懐かしいよ。いつか、あなたが心の底から納得できる「本当の幸せ」が見つかることをずっと祈っています。

Someday we have to cry but not all days . You’re beautiful. Your smile makes me happy.
If you smile,my little heart also smile.
Keep smiling.Smile makes me happy.

2人からの手紙

あなたの涙が、私を悲しませる。
たまに泣いてもいいけど、毎日じゃダメ。
あなたの笑顔が私を幸せにする。

簡単で当たり前なことかもしれないけど、私は2人から、こんな大切で強くてかっこいいメッセージをもらいました。本当に大好き。離れているけど、きっとまた会えるように私も頑張るからね☺️

あの日、あの場所で感じたこと

COTSまでの30分間も、

私たちを最後に苦しめるホテルの階段も、

ラジオ体操の音が目覚ましの私たちも、

シャッターを切り続けてくれたあの子も、

素敵な表情を向けてくれたあの子も、

それぞれのバティが抱き合っていたあの光景も、

あなたの優しさに気づいた時も、

Evergreenという曲に出会えたことも、

6人おそろいのブレスレットをつけた時も、

ソロで自信たっぷりのいきいきとした表情も、

自分から手を挙げて前に踏み出したあの子も、

みんなのかっこよくて優しい背中も、

お互いに過去の話を打ち明けあった時間も、

10日間をともにしたみんなに会えたことも、

海外ワークショップの一つ一つの瞬間も出会いも、私にとって大切でかけがえのないものです🌼

生きることは意外と単純なのかもしれない。
こんなにも大きくて複雑な世界を、すぐに動かすことができないかもしれないのなら、もっと簡単に、素直に、目の前の人や環境を大切に、愛したいな。そんな「当たり前」に気づいた旅でした。

心からの愛と感謝を込めて、本当にありがとう🌷


P.Sこれからの旅

この旅の中の学びとして、「英語力」を再認識できて、自分の可能性を少し信じてみようと思えた。
だけど、ネパール旅の最後にとある人から「あなたの価値は英語だけじゃないよ。」という言葉をもらった。今でもずっと心に残っている。
英語だけじゃない、他の自分の価値って何なんだろう?
驚いた瞬間だった。

これまで高校受験も大学受験も、部活動の結果、内申点、GPA、語学力、専門スキル、資格とか、目に見やすいもので自分の価値を測ることが多かった。社会に出るためには、そういうスキルもすごく大事になってくる。
だけど、目に見えない自分の価値に気付くこと、そしてそれを活かすことも必要な力。今年度の目標の1つとして、見えない自分自身の価値に気付けると良いな。

さああと少し時間が経てば、5月かやっと社会人。
北九州にある英語教育系施設で働きます!
ここで学んだこと感じたことをいかしながら、
自分の価値を知る時間にしていきたいなあ。

「さあ、次の冒険だ。」

燈、大好きな言葉になったよ。

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