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騒がしさの中にある安心感

人と音と光がこれでもかってくらいあふれている。
それを見向きもせず、早々と帰路に着く人。

2時間前までいたとことは打って変わって、
騒がしいし、時間が早く過ぎていく気がする。

でも、その騒がしさが妙に落ち着く

そんな都会の駅からバスに乗って40分。
本当なら30分もかからずに目的地に着くだろうけど夕方は人が多い。ゆっくりバスは進む。

単語帳を開く人
うとうとする人
目頭をおさえて疲れをいやす人

そんな金曜日。

ほとんど遅延しないモノレールもありがたい。
けど、買い物の時間や通勤通学の時間に
何分も遅れるバスは乗っていて面白い。
日常生活を表しているみたい。
( 学生時代は本気で困ったけどね。)

こんなにも慌ただしい生活の中で、
妙にこの場所が落ち着くのは、
あふれんばかりの騒がしさのおかげだろうか、
それとも、
人生の大半を過ごしてきた場所だからだろうか。


一人暮らしをはじめて、行ってらっしゃいの声が
新鮮な言葉に聞こえる。
人のあたたかさに感動しきっている、最近。

何書いてるか分からなくなったところで、
もうすぐ目的地なのだ。

なにはともあれ、帰れる場所があるって幸せだ。

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