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美味しいごはん

沖縄の羨む景色の裏側にある事実について取り上げた「海をあげる」という本を読みまして、ハッとする文章があったので、記録します。

そしてもし、あなたの窮地に駆けつけて美味しいごはんをつくってくれる友だちができたなら、あなたの人生は、たぶん、けっこう、どうにかなります。
海をあげる

昨年は、感謝を感じることの多い年でした。有り難すぎてどうこのご恩をお返ししたらいいか、が最近の悩みです。何かを成し遂げたわけでもなく、私個人としては何にも変化がなく、ただ夫の不在期間が長かったというだけで、色々なご加護を頂いた気がしています。

1人だから寂しいだろうと、食卓に招いていただいたことが主です。自転車を漕いで、いろんなお家を訪れました。まるで子供時代の時のように、あっちにこっちにと行きました。

特に、夫の病気が発覚してからは、ほんとにいろんな方に食事を心配されたし、朝ごはんから一緒に食べてくれる方もおりました。

なんて人は優しいんだろう、とすんごく思いました。
実際に食事してくれる方だけじゃなくて、声をかけてくれる方や気を遣って采配を変更してくれる職場の方、いろんな方に感謝です。恥ずかしながら、今まで何にも考えてきませんでしたが、献血や保険などなど、制度や仕組みを通して会ったこともないいろんな人の優しさも感じることも多かったです。

逆に、私は近くの人が同じような状況になった時に同じように手を差し伸べてあげただろうかと反省。面倒見が悪いのが自分の欠点だと今までずっと思っておりましたが、そんなことも言ってられん、大人にならねば!と思う今日この頃です。

そしてもうひとつ大事なことですが、そういう友だちと一緒に居ながらひとを大事にするやり方を覚えたら、あなたの窮地に駆けつけてくれる友だちは、あなたが生きているかぎりどんどん増えます。本当です。
海をあげる

人を大事にするやり方を覚えるぞーー!!昨年、KPOPも含めて「推す」ということが私のキーワードの1つにもなったので、心に留めておきます。

この「海をあげる」は、どこでねじ曲がったのか分からないけども、人がつくった残酷な制度や、目を背けたくなるような実在するライフスタイルを記しています。悲しい出来事を1人では抱えきれないから読者にシェアしています。

近くの人を大事にすることで、それが連鎖できることを願う。

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