夢心地

時々、全てが夢だったように思える。
今まで会った人、今いる時間、再来月のこと、
昨年悲しかったこと、苦しんだこと。
全て夢のよう。

昨年の楽しかったこと、今月の楽しかった時間、
不思議とそれは全部音楽がある場所なんだけど
それは行き来して今も蘇る。

死んでいる記憶。
生きている場所はどこ。

死んで、死んで、死んだ挙句生きる場所はどこか。

出会って別れ、始めて終わり、希望を持って、がっかりして帰る。
そんなことの繰り返しだ。

行かないといけないから行って、慰めて休んで、誰のためのわたしか
とたまに思う。

亡霊ではなく、わたし自身の今のわたしで向かいたい、なんて思う。

やることリストを殺す日々でなく、やりたいリストの更新の日々でありたい。
ドキドキワクワク、好きなことに夢中になる日々。
自分に夢中になる日々。

過去の悲しんだ自分はとっくに死んでいて、でもその感情がたまに蘇る。
それで死んだ亡霊のような気持ちになる。
誰でもない自分に夢中になることができれば、誰の認証も必要ないくらい、
勲章も必要ないくらい、目の前の人とか目の前の景色とか、今の自分とか、
好きなアイテムとか、音楽とか、明日会いたい人とか、そんなくらい
夢中に生きていたい。

わくわくする時間、わたし。
あるものや決められたものではなくて、つくっていけるはず。

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