旅の回顧録を書いていきます。
1990年生まれ、岡山県に住んでいるライトな旅好きです。
これまで旅の思い出は写真のみで残していましたが、当時の記憶が薄れる前に思い出せる限りの詳細を文章でも残しておきたいと思ったのでここに記すことにしました。
基本は一人でドライブ+車中(上)泊もしくはテント泊でローカルスポットを周るスタイルで、日本では親戚や友人の家にお邪魔、留学していたアメリカではレンタカー+車中泊もしくはAirbnbを利用していました。
バックパッカーや放浪旅には遠く及びませんが、比較的マイナーな場所を好んで訪れるので「ピンポイントでこの場所の情報を探していた!」という方に届けばうれしいです。
これからまとめる予定の旅を書き出してみます。
冬至のアラスカ オーロラと雪道ドライブの旅
カリフォルニア家族旅行 灼熱砂漠ゴルフとローカル満喫の旅
テキサス最東~コロラドスプリングス 片道1,400㎞ドライブ旅
ニューメキシコ ネイティヴアメリカンと赤土を感じる旅
テキサス州サンアントニオ NBA観戦の旅
テキサス州オースティン MotoGP観戦の旅
ルイジアナ カジノとシーフードの旅
カルチャーの原点 グラフィティを巡る旅
軽トラ下道で岡山→栃木 MotoGP観戦と温泉の旅
栃木→群馬→新潟 峠をドライブしてゆったり過ごす旅
どれか気になる記事はあるでしょうか。
実際の旅行記は次回から書くことにしますが、今回は幼少期からアメリカに行くまでの旅行体験を少し。
母の実家が新潟県で、高校に上がるまでは毎年1回か2回は父の運転で欠かさず遊びに行っていました。父の仕事の日程に余裕がある場合は、行き帰りのルート上で少し寄り道することも。母方の祖父は旅行好きで、よく私たちと2人の叔父たち家族をまとめて旅行に連れて行ってくれていました。夏は山登り、冬はスキーが定番でしたが、祖父の趣味にみんなで付き合うこともしばしば。幼いながらに「ここじゃ子ども(若い大人も)は楽しめないな」と思う場所にもみんなで付いていきました。ただ、祖父がとても喜んでいる様子が伝わってくるので、楽しそうで良かったなという気持ちも芽生えたのでした。
両親は学生時代にスキーをしていたため、毎年長野県にも連れて行ってくれていました。大元は、東京で教師をしていた父方の大叔父が毎回ホテルの大部屋を貸し切ってくれ、教え子とその家族数十人を連れてバスで現地へ。私たちは遅れて岡山から合流していました。
今ではもったいない話ですが、激しい人見知りだった私は、大勢の大人たちと同じ空間で1週間近く過ごすのが嫌で仕方なかったものです。一方両親は時間を惜しんで朝から夕方、ナイターまで食事の時以外はずっとゲレンデにいました。私はまだまだ体力的についていけなかったのですが、大人がいっぱいいる大部屋(今考えるととっても安全ですね)に返されるのが嫌でなんとか食らいついていました。ぐずったり、電池切れでおんぶして滑ってもらったりは何度もありましたが、この時も父母があまりに楽しそうなのがわかるのであまりしつこく言わないようにしていました。
大人になって振り返ってみると、周りが楽しそうだから自分もうれしいという健気な子どもだったわけではありません。それよりは、大人が心から楽しんで全力で遊んでいる様子を見て「こんなに楽しそうなんだから邪魔しないでおこう」という感覚があったのだと思います。
現在私も、旅行に行けば全力で朝から晩まで遊んでいます。こちらは独身で一人行動ばかりのため誰かに気を遣う必要はありませんが、子どもの私を連れて自分たちも思い切り楽しむという両親の姿勢には感服します。私が気付かなかっただけで葛藤もあったかもしれませんが、好きなことを我慢しないということは精神衛生上かなり重要だと思います。今の私の旅は究極に自分本位で、(大してストレスは無いですが)全てをリフレッシュするのになくてはならない時間です。
その他にも、同居していた父方の祖父母が毎年奈良県に連れて行ってくれていました。物心つく前でしたが、いつもより夜更かしして祖父と映画を観た記憶があります。以前は神奈川県、現在は茨城県に住む母方の大叔母のところへも頻繁に遊びに行き、彼女も毎年岡山へ遊びに来てくれます。
前置きが長くなりましたが、私がアメリカへ留学する前の旅行体験はこんな感じです。旅行はもちろん好きでしたが、連れて行ってもらうばかりだったので行先や計画を立てる自発的な旅は少なめでした。
初めてアメリカを訪れたのは2015年の8月。英語レベルもまだまだ、カルチャーにも馴染みのない場所で新たな生活がスタートし、ここから私の好奇心の扉が少しずつ開かれることになります。ドライブ移動のスタイルは大好きなので今でも採用していますが、だんだんと旅の内容は変わっていきました。
このno+eでは、これまでの回顧録を思いついたものから投稿する予定です。
訪問前に個人での情報収集を推奨するような場所や、物質的な備えをしてから訪れるべき場所については、一部有料記事とすることも検討しています。たくさんでなくとも、この情報がほしい人に届けばうれしいです。
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