「摂取カロリーたった1200kcalでも痩せない体」を脱した方法

こんにちは🥰

今日は、少ししか食べていないのに痩せられなかった体を卒業した方法!!について書いていきます✨

ダイエットをしようとカロリーを減らし、最初は体重が減ったのに徐々に減りが悪くなっていき、基礎代謝程度のカロリーしか摂っていないのに痩せなくなってしまった…

こんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか??

私も、カロリー制限や糖質制限をストイックに行ない、短期的に痩せたもののリバウンド。

もう一度痩せようとあがいてみたものの、食べていないのに痩せない。

運動しているのに痩せない。

…こんな状態に陥った時がありました。

自分史上最大の体重…さっさと痩せたいのに何をやっても痩せることができず、外に出ることも写真に写ることも億劫になりました。

だけど、少しの勇気と考え方の変化でその状況を変えることができました。

一時はは62キロまで増えてしまった体重も、今は52キロから53キロ前後で保つことができています。

食べていないのに痩せない体から、食べても太らない・食べても痩せる体を作るためにやってきた方法はこちらです🍀


・3食糖質を摂り、主食 主菜 副菜を揃える(バランスも整える)

・摂取カロリーを少しずつ増やす

・生活の中の活動量を増やす

・体重に拘るのをやめる(私は測るのをやめました)

です!


まず、食べていないのに痩せられない状態になった経緯を知ってもらいたいので
私のダイエットの経過から書いていきます✍️

私は4年ほど前に、とてもストイックなダイエットをしました。
糖質制限・カロリー制限・ストイックな運動。
身長163cm 54kg。さほど太ってはいなかったけど、Instagramで見た華奢な体に憧れて、流行っていた方法でダイエットを始めました。
摂取カロリーは1000~1200カロリー程度。
糖質は徹底的に制限をし、野菜とタンパク質が中心の食事でした。

やり始めるとハマってしまう性格なので
結果が出るまでは割と楽しく続けていられました。
2ヶ月で47キロまで体重は落ち、
体脂肪率は17%程度まで落ちました。
見た目もとてもすっきりして、履けなかったスキニーデニムが履けたり、着られなかった服が着れることがすごく嬉しかったです🥰

だけど、ストイックな方法を選んでしまった代償で、食欲コントロールができなくなり、過食状態に陥りました。

1回の過食で7000-8000kcalほど食べることもありました。
食べたものが吸収されるのが怖くて下剤に手を出したこともあるし、喉の奥に手を入れてトイレで嘔吐したこともあります。
食べてしまった罪悪感を少しでも打ち消したくて、満腹のお腹のまま数時間のジョギングに出かけたこともあります。
心療内科にも助けを求めに行きました。
心療内科では、元々持っている双極性障害がストレスによって悪化し、過食が起こっているものだと言われました💦

そんなこんなで、食欲のコントロールができなくなってから半年程度で、なんと12キロも増量してしまいました。

一気に太ったわけではありません。
過食を繰り返すうちに、だんだんと服がきつくなり、顔がでかくなっているのも気づいていました💦
だけど、その状態を見てもどうしても止められなかったのです⚡️

ある日、家族でピクニックに出かけた時に夫が写真を撮ってくれたのですが、
その時に写真に写った自分に衝撃を受け、
危機感を感じました。

これはいけない、何とかしなくちゃいけないと思い、

私が選んだ方法はまたしても糖質制限でした。

前回のダイエットでうまく痩せられた経験があるので、早く結果を出したいがために、またしても意志力にのみ頼るストイックな方法に走りました。
過食の衝動を懸命に抑えながら1200カロリー程度の摂取で過ごしていました。

筋トレも有酸素運動も頑張って、夜間もよく寝ていたのにも関わらず
数百gも体重が落ちず、見た目にも全く変化がなかったのです。

これが食べていないのに痩せない状態です。

糖質制限をすれば痩せるはずと思ったのに、痩せない。
これだけ運動をしてたくさんのカロリーを消費しているのに、痩せられない。

どうしてこうなったかと徹底的に振り返り、栄養学や解剖生理について学び直しました。

私が行なったダイエットの大きな問題点は、
体に負担をかけすぎていたことだと思います。

1000~1200カロリーは私の体の基礎代謝程度のエネルギー量です。
1200カロリーしか摂っていないのに、体の大切なガソリンである糖質も制限してしまったことによって、深刻なガス欠状態に陥っていたと思います。
ガス欠なのに毎日ストイックに運動し、きっと体は白目を剥きながら何とかかんとか無理矢理体を動かしていたに違いありません。
筋肉から無理やりエネルギーを捻出し、ストイックな運動に付き合わせていたなんて…なんだか体に申し訳なくなるくらいです🤧

ストイックなオーナーのしごきに耐えられなくなった体がSOSを出し、過食という状態を引き起こしたのだと思います。
カラカラの状態の体に、干天の慈雨の如く
糖質脂質が降り注いだため、
血糖値は急上昇と急下降を繰り返し
更に食欲が乱れ、何度も過食を繰り返してしまうというループでした。

ふと我に返った時には、やってしまったという罪悪感を感じ
翌日はプロテインのみで過ごしたり、
おから蒸しパンやきゅうりしか食べないというめちゃくちゃな食事制限をして、食べた分を取り返すというような生活をしていました。

エネルギー不足、糖質不足、脂質不足。エネルギーを制限することによって、食べられる量が減ります。

食べられる量が減ると、必要なビタミンミネラル類も不足します。

なので、栄養全体も不足していたと思います。


エネルギー不足、糖質・脂質不足、ビタミン、ミネラルの不足、全てが不足していたので、体を正常に保つためには、代謝を落として省エネにするしかありません。
本来であれば私の身長体重だと、必要な摂取カロリーは2000~2200カロリー程度ですが、
私は1200カロリー程度しか摂っていなかったので、1200程度のカロリーでも生きられる状態になっていたのだと考えています。

エネルギー不足によって、筋肉や脂肪からエネルギーがつくられる糖新生が活発に起こり、肝臓にも大きな負担をかけていたと思います。

糖質が全然入ってこないことによって、糖質を処理する能力も損なわれ、血糖値の乱れから食欲の乱れや睡眠の質の低下が起こっていたことも考えられます。

挙げ始めるとキリがないくらい、身体への悪影響がすらすらと出てきてしまいます。

でも、当時は、細ければいい。

綺麗であればいい。

そのためならどんな無理でもする。

そんなマインドでした。

恐らくですが、そのストイックさをずっと継続出来ていれば、リバウンドはしなかったと思います。

継続できず食欲コントロールができなくなったことがリバウンドに繋がりました。

なぜ継続できなかったか?

ストイック過ぎたからです。

体と心に負担をかけるストイックな方法や、我慢や無理を伴う努力は続けられません。

リバウンドしないための唯一の方法は、

続けられる方法を選ぶことだと思います。

どんな方法なら続けられるか?

習慣にできる内容であることです✨

歯磨きや手洗いに努力が必要ないように、努力や我慢がなくても続けられること🍀

私は、一生続けられない食事制限は止めました。ストイックな運動も止めました。

そして、食べていないのに痩せられない身体を変えた方法が、冒頭でも書いた内容です🍀

①糖質を摂ること

②摂取カロリーを増やすこと

③生活の中の活動量を増やすこと(続けられないようなストイックさは不要)

③体重測定をやめる(=体重を気にしない)


全て戦略的に行なったわけではないけど、振り返ってみると全てに根拠があり、必要な工程だったと言い切れます💡´-

ひとつずつ説明していきます。

まず、私が取り組んだ一つ目のことは、糖質を摂ることです。

糖質を徹底的に制限していた状態に、急に三食糖質を取り入れるのはメンタル的にも負担が大きかったので、
まずは朝のみオートミールを取り入れるようにしました。

オートミールであれば、食物繊維やビタミン・ミネラルも豊富で、
GI値も低く血糖値も乱れづらいので
取り入れやすかったのです🥰

糖質を処理する能力が落ち切った体にとっては、負担が少なくベストな方法だったと思います。

糖質を追加したことで、摂取カロリーも増えました。大体1日に+200kcal程度。

そのわずかな糖質とカロリーでも若干体重は増えました。
リバウンドしたプラス12キロに、さらに体重が増えるのは正直かなり抵抗があり、また食事制限に走ってしまいそうになる自分との戦いでした。
数字を見ると無意識に食事を減らしてしまうので、体重を測ることをやめました。
気づいたら大変な数字になっているんじゃないかと不安にもなったし、これもすごく勇気のいることでした。

1ヶ月程度朝食にオートミールを取り入れて過ごし、1キロは体重が増えたように記憶しています。
次にもう少し増やしてみようと昼食に雑穀米ごはん小盛を取り入れてみました。


糖質制限を長い間続けていた私にとって、
ご飯は脅威の存在でした。
頭では、ご飯は必要!糖質は必要!糖質をとらないと痩せない!糖質では太らない!
そう理解していても、いざ食べようと思うとなかなか進まないのです。
だけど、このまま一生ご飯を食べないのか?
糖質をストイックに制限したことで、体が壊れてしまったのではないのか?

ここで避けてしまっては何も進めないと何度も自分に言い聞かせながら食べました。
糖質をプラスしたことによって、必然的に摂取カロリーも上がります。


こんな感じで少しずつ少しずつ食べる量を増やしていきました。

2-3ヶ月ほどかけて+600~700kcal程度増やし、恐る恐る測った体重は+3kg程度だったと思います。

数グラムでも早く減らしたいのに、プラス3キロはかなりダメージが大きかったですが、

自分がやってしまったストイックなダイエットの代償だと開き直っていました。

ダイエットについて勉強されている方であればご存知かもしれませんが、糖質は約3gほどの水分と一緒に体に溜め込まれます。

糖質制限を行なうと、糖質にくっついている水分も一緒に抜けるので、その分も体重が減りやすいのです。

痩せると言うより、干からびる?萎びる?そんな表現が適当かもしれません。

糖質と水分が抜けて干からびた体に糖質を追加したことによって、糖質と水分が同時に溜め込まれ体重が増えやすかったのだと思います。

本当はめちゃくちゃ嫌ですが、必ず起こることで仕方のないことです。

潤いが戻ったのだと前向きに考えるしかないです!

とにかくまずは身体を充足させることが最優先で、栄養不足だと危機を感じている身体に、「ちゃんと栄養が入ってくる」ということを認識させる必要があります💡´-

「省エネしなくても、ちゃんと栄養もエネルギーも入ってくるよ!」と気づいてもらう。

糖質だけ摂っていればいいわけではなくて、たんぱく質も脂質もビタミンもミネラルも勿論必要です🌱

ダイエット中はたんぱく質と野菜中心の食事でバランスがとーっても悪かったので、

糖質を増やしてたんぱく質を適正量(1食15-20g程度)に整えました。

・ごはん+肉や魚のメインおかず+野菜

・オーバーナイトオーツ+フルーツ+卵やチーズ

・海鮮丼+具だくさん味噌汁

こんな感じで、糖質+たんぱく質+野菜やフルーツ を組み合わせることを意識しました。

そんなこんなで、2-3ヶ月という時間をかけてなんとか三食糖質を摂れるようになりました。(糖質への抵抗や恐怖感を完全に無くすのは1年半ほどかかりました。)

この頃には過食の頻度はかなり減り、

ひどい時には週に3回ほど起こっていた過食の衝動が、2週間に1回ほどに減りました。

糖質を摂るようにして起こった体の変化ですが

食べた後にきちんと満足感と満腹感が得られることです。

その影響もあってか、食後にそわそわしたり、口寂しくなることが減り、過食の頻度が減りました。

運動をしているとエネルギーが湧いてくる感覚があり、疲れづらいというか、動きやすいというか、元気な状態が長続きするような感覚です。

運動内容は、1日5-10分程度の筋トレ、ZUMBAを1日30分程度踊ったり、生活の中での活動量を増やしました!

いつもは車で行く距離を歩いていったり、エレベーターやエスカレーターを使わず、なるべく階段を使うようにするなどしました。

ストイックな努力をしている感覚はなく、心地いい程度の運動+歩く頻度を増やしただけ✨

短期間で大幅な減量をすることのリスクを身をもって痛感したのもあり、すぐに身体を変えたいとは思わなかったので、とにかく毎日体に優しいことをして健康的に過ごすことを優先していました。

なので、スルスルと体重が減ったり、劇的にボディラインが変わったりはしなかったです。

でも、悲惨なリバウンドから半年ほどで、少しずつ少しずつ体型に変化が現れました。

なんとなく痩せたような感じがして、周りからも痩せたと言われるように。

体重は本当に全然測っていなかったので推移がわからないのですが、

約1年半後くらいに久しぶりに測った体重が

54kgでした。

戻った!!!!!!

知らん間に戻った!!!!!とびっくり。

糖質を3食摂る、カロリーを適正量摂る、続けられる運動をする。

やったことはこれです。

ダイエットって、こんな普通のことで良いのです。

痩せたいのなら、何故太っているのかをまずは分析し、習慣を見直すことから✨

いきなり安易に○○制限に手を出したり、ファスティングや痩せ薬を使ってみたりするのではなく、習慣の見直しと改善を行なうことが必要だと思います🍀

痩せるためにストイックな努力をするのも凄いことです。

だけど綺麗な状態を維持するためには、ストイックな努力で痩せるよりも、健康的な習慣をコツコツ積み重ねていくことが大切だと感じました。



ある程度体重が減ってからは、体重を落とすというより体をキレイに見せるための工夫をしました。

脚やせのために姿勢を正したり、トレーニングの内容を見直したり。

筋トレの部位を変えたり、有酸素運動の内容を変えたり。

ダイエット前が54kgで、リバウンドして62kgに。そこから痩せて今も52-54kgですが、ダイエット前より今の方が引き締まって見えます。

最初から、数字にこだわらず見た目にこだわっていれば、こんなに遠回りはしなかったかも😂💦

今でもたまに、無性に食べ物を欲してドカ食いしてしまう時はあります。

でも、罪悪感に苛まれたり、自分を嫌いになるようなことはなくなりました。


食べてないのに痩せない方。。

悩んで悩んで、これ以上どうしたらいいかわからないと思います。

今の体は、頑張りすぎた努力の結果です。

だけど、頑張りすぎは続けられないし、心身の健康を損ないます。疾患リスクも上がります。

時間はかかるけど、ストイックに体に負担をかけなくても綺麗な体は作れます。時間をかけて作り上げた体は、簡単には崩れません。

代謝を上げるには、まずは身体を充足させること。

多少の体重増加は仕方ない!綺麗な身体を作るためのエネルギーだと思って!

勇気は要る!でも、食べましょう🥰

伝えたいことが多すぎて、だらだらと長くなってしまいましたが、読んでくださってありがとうございました🥰🍀

何かヒントになれば嬉しいです!🍀

またセミナーでもやろうかな🌼









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