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「呼吸の限界を越えない」から学んだこと

私はハートオブヨガに出会い

できる限り毎日、ヨガの自宅練習をしています。

7分間の奇跡 と呼ばれるシークエンスなのですが

その日のスケジュールや体調によって

その練習が3分になったり、20分になったりします。

ハートオブヨガについては、今後詳しく書いていきたいなぁと思っているのですが、

私にハートオブヨガを教えてくださった

芥川舞子先生から頂いたアドバイスの中に、

「弱い方に合わせる」「苦手なほうに合わせる」というものがありました。


例えば、少なからず左右差や、得意不得意があるわけで、

通常だと得意な方に近づくように

苦手な方を頑張って、調和させようとしますよね。


でもそうではなく、苦手な方に得意な方を合わせていくのだと。

その時は、言葉の意味は理解はできるけど

それを練習の中で実践するのは

なかなか難しいと感じていました。

だって、小さい頃の習い事でも、

勉強でも、社会人になってからでも、

苦手な方を克服するために頑張ってたし、

それが当たり前すぎて、苦手な方に合わせるって何だか甘えているんじゃないかとか、

自分の成長が後退していくんじゃかいか。という感覚だったから。


でも「呼吸の限界を超えない」という

ハートオブヨガの大切なルールをひたすら意識して練習し続けてたことで、

あ、もうこのルールにハートオブヨガの全てが集約されている!て気付いたんです。

このルールは、本当にすごいですよ!


私の場合は、カラダの左右差とかではなく、

心とカラダの調和で感じたのですが、

今日はめちゃくちゃやる気満々で

30分くらい練習したい!と心で思ったとする。

でも練習し始めると呼吸が浅い。

このハートオブヨガのルールに当てはめると、

どんなに気持ちは動きたくても、

まず呼吸が心地よくなくてはいけないんです。

そうすると、呼吸に合わせて動きを小さくしたり、負荷を軽くしてポーズを取らざるを得ない。

これが私にとって、不得意な方に合わせる、という事でした。


気持ちとは裏腹に、カラダは疲れがたまっていたことに気づき、今のカラダに合わせてゆっくり丁寧に動いていくと、少しずつカラダが軽くなってくる。

30分予定の練習が、13分くらいで終わったとしても、自分を大切にできたような何とも言えない幸福感に包まれます。

またある時は、今日は練習したくないなあー、、て思う。

だから、今日は5分くらいでやめておこう。と最初にその気持ちに寄り添っちゃう。

これが本当に大切。こんな風に自分に合わせて練習時間を決めれることは、毎日続ける上で、とっても助けになりました。

重たい体を奮い立たせてアーサナを始める。

そういう時に限って、気持ちとは裏腹にめちゃくちゃ呼吸がスムーズだったりする。

そうすると呼吸が心地良いから自然と

5分のつもりが20分に練習が長くなっていたりする。


これがもし、最初に今日は気分乗らないけど

30分やらねば!!とか思っていたら

毎日練習なんて続かなかったと思う。

常に成長や、進化や、前に進むことを求められているからこそ、

今の等身大の自分に合わせるって

大切な時間だと思う。


ちょっと話は変わるけど、

私が大好きなロックバンドGLAYのリーダーTAKUROさんが、

ある番組で「メンバーの成長を待っていられない時はなかったんですか?」と聞かれた時、

「デビューする前から、一番成長が遅い人に合わせようと決めていた。

成長するタイミングは、人それぞれだから、、」みたいな事を言っていて、

さすがや、、!て思った。

私もハートオブヨガを続けて、人に対しても優しく寄り添える人になろう♡


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