第1回手話ランチの振り返り
この記事はクラウドワークスAdvent Calendar 2023 シリーズ2の10日目の記事です。
手話ランチとは
手話ランチとは、クラウドワークスで手話を覚えてみたいというメンバーで集まってランチを食べてもらいながら私が手話を教えるという企画です。
なぜランチなのか
手話を覚えてみたい、というメンバーが数名いるものの、忙しい業務の合間に手話を勉強するとなると、朝かランチタイムか夜くらいしか時間が取れない。
私自身は朝と夜は子供の世話もありなかなか時間が取れず、そうなるとランチタイムしかみんなと時間を合わせにくい状況だった。
クラウドワークスではランチタイムにシャッフル1on1など、ランチを食べながら交流をすることがあるので、それならランチタイムにみんなにランチを食べてもらいながら気軽に学べる機会を作れば良いのではないか。
ちなみに、ランチと銘打っているが、必ずしもランチを食べなければいけないわけではなく、ランチを食べるタイミングは個々の自由なので食べてから参加もしくは終わってから食べる人もいるし、話を聞きながら食べる人もいる。
第1回手話ランチの流れ
手話を勉強するというと、みんな最初に何を勉強するのだろうか?
参加メンバーの1人は一度勉強してみたことがあるとのことなので、どんな感じだったのか聞いてみた。
その人が参加したイベントでは指文字の一覧表が配られ、それを見ながら自分の名前を自己紹介してみるという流れだったらしい。
では、その時の自己紹介の仕方を覚えているか?と聞いたらそれは覚えていない…とのこと。
そりゃそうだ。どの言語もあいうえおなどから覚えるとは思うけど、名前となると数が多すぎて(ちなみに私は苗字が「ベンアハメッド」なので7文字もある…)覚えにくくなるだろう。
私は手話を覚える時は指文字から覚えない方がいいと思っている。
理由としては、単調・多い・使う機会が少ないからだ。
なので、今回は各メンバーの苗字の漢字の表現を教えることした。
まず苗字を教えるにあたって意識したこと。
・その表現の由来をできるだけ伝える(イメージしやすく、覚えやすい)
・山・崎・田など、イメージができそうなものは各自でまず考えてみてもらう
みんな、色々考えた後に実際の表現を見ると「そんな表現があるんだ!」と驚き、笑ってくれる。
指文字よりイメージがしやすく、かつ数も少ないので覚えやすい、と言ってもらえた。
余った時間はそれぞれが気になった単語を教えたり、ちょっとした話も加えたり…
サインネーム
ついでにそれぞれのサインネームというものも考えてみた。
サインネームというのは一般的に言うニックネームの手話バージョンだ。
私のサインネームは指文字の「あ」をほっぺにくっつけて「あやの」と言う。
由来は笑うとエクボができるのと、名前の頭文字の「あ」の指文字がアルファベットの「a」と同じなので海外の聴覚障がい者にも通じるからだ。
それぞれのメンバーのニックネームを元に、みんなでそれぞれのサインネームを考えて、かわいい!面白い!サインネームが出来上がり、最後にサインネームを使った自己紹介で復習した。
次回は
毎週やると流石に負担かな、と言うことで最初は隔週でやってみることにしたので、次回はサインネームの自己紹介をまず復習して、その後どんな言葉を教えようか。
今回のメンバーに次回までにこれ知りたい、と言う言葉をいくつか教えてもらい、自分でも由来などを復習しなおす予定だ。
ある意味、日常生活で手話を使う機会があまりない私にとっても、良い復習の機会になっていて助かる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?