見出し画像

飼い猫におしえられた挑戦する姿勢


私の家では猫(♀)を飼っています。

ネコはどんなネコでもかわいいし、好きです。

でもウチの子は特別!
見た目はそんなに美人ではないけれど、飼い主目線だと世界一かわいいです。
これってネコ好きあるあるですよね?


そんなウチのねこ、狭いところに入るのが大好きです。

本棚の空いた棚や、押入れの布団の間、少し大きめの紙袋の中まで。

自分の入ったことのないすき間や箱があれば、とにかく入ってみる。
それが彼女のモットーです。


ある日のこと。
家のマンガや本の整理をしていました。
処分する数が思ったより多くなってしまい、ダンボールを準備しました。

ここで忘れていけないのが、ねこの存在です。
今までの経験上、ダンボールを見つけると、すかさず察知しては寄ってきて、中に入ります。
中に入られると、猫の毛を掃除するのが大変だと考えた私は、ダンボールのふたをガムテープで止めておくことにしました。

これで大丈夫だ、と安心してその場を離れました。


その日の夜。
段ボールのあった部屋からねこの声が聞こえてきました。

だいたい入れない箱や閉まっているクローゼットがあったとき「入りたいよ~」と訴えるように、にゃーんと鳴きます。
このときもそのパターンだろうと予想しました。

やっぱりあのダンボールに入りたいんだな。

そう思いながら、部屋の電気をつけました。

しかし、そこにあったのはダンボールだけ。
肝心のねこの姿がありません。

でも、たしかに声は聞こえるのです。

「もしかして・・・」

そう思った私は、急いでダンボールのガムテープをぺりっと剥がし、中を見てみました。

すると、そこにはねこの姿が!!

「ガムテープで止めてたのに、どうやって入ったの!」

怒りよりも、感心してしまいました。
どうやら地道にガムテープを剥がし、勢いで入ったようです。(検証済み)

ガムテープで止めてしまっては入るのは無理だろうと決めつけていた人間に、ねこの挑戦する気持ちが勝った瞬間でした。


できないと決めつけないで、まずは、やってみなければ分からない。

挑戦することが何よりも大切。

人間によく言われることですが、ねこにそれを教えてもらう。
そんな日でした。

大切なことを身をもって教えてくれるウチの子、やっぱり世界一!!

この記事が参加している募集

ここまで読んでいただきありがとうございます。 「スキ」だけでも嬉しいのに、サポートまでいただけたら泣いて喜びます!!