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DIARY of My Navigation

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題して”航海日記(Diary of My Navigation)” イギリス短期留学中の様子を綴ったものです。
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2023年10月の記事一覧

航海日記その10〜すべてを経験に変えて〜

前回はこちら。 ** 早いもので留学期間も折り返しを過ぎました。 まだ早いですが、今までのことを少し振り返ってみようと思います。 やはり異国に来ただけのことはあり、色々な出来事がありました。 記事として書いていないものもありますが、書いたものでいえば、まず起こったのは朝いつものように駅に行ったら地下鉄が動いていないトラブル。 現地の人からするとよくあるとのことでしたが(でもあれ以来まだ起こっていませんね)、このときは右も左も分からなかったので私にとっては立派なトラ

航海日記その9〜味方がいるから頑張れる〜

前回はこちら。 ** 少し前に悩みがあると書いたのですが、その時に家族や日本の友達、こちらで新しくできた友達にも相談してみました。 有り難いことに話をすると、みんな味方をしてくれて心細さを感じていた私は少し泣きそうになりました。 異国に来たからには悩みやトラブルがあるのも当たり前!だから泣くんじゃなくて受け入れて対処しよう! 最初はそう決意していたはずですが、今思えば初っ端から上手くいきませんでしたね。 それでも、家族や友だちが味方をしてくれたから私は今もここに立

航海日記その8〜一難去ってまた一難〜

前回はこちら。 先日の語学学校にて先生が「明日はストライキがあるから地下鉄で来ている人は他の交通手段を調べておくのよ〜」と言われました。 ん?ストライキ? 知ってはいても、日本では日常生活であまり馴染みがない言葉です。 よく話を聞いてみると、どうやらストライキで地下鉄が動かないらしいのです。 毎日がっつり地下鉄を使っている私は困りました。 他の交通手段といってもいわゆるOvergroundと呼ばれる電車も同じくストライキのようですし、後はバスしかありません。 いつ

航海日記その7〜帰りたいと帰りたくないの狭間で〜

前回はこちら。 イギリスに来てから早いもので1ヶ月が経過しました。 生活や環境にもずいぶん慣れて、ホームステイ先の部屋はすっかり自分の部屋のように落ち着けるようになりました。 だからなのか分からないのですが、今まではあまり感じなかった"寂しい感情"が顔を出し始めました。 来てすぐの頃はすべてが新しく、毎日が発見で寂しさを感じるヒマがなかったからかもしれません。 今やっとホームシックになったようです。 日本食は1週間で恋しくなったのですけどね(笑) ふと家族や友だ

航海日記その6〜この場所に溶け込んでみたい〜

前回はこちら。 今日は地下鉄のお話しです。 ご存知の人もいらっしゃると思いますが、ロンドンの地下鉄ではネットが使えません。 ホームでは現地の携帯会社と契約していればWi-Fiは使えるらしいですが、本数も多く比較的すぐ次の便が来るので利用したとしても数分程度。 車両に乗り込んでしまえば、電波とはおさらばです。 日本ではほとんどの人がスマホを見ていますが、イギリスでは逆。 スマホを見ている人が少数派のように思います。 ネットが使えない状況でスマホで何をしているかとい

航海日記番外編〜イギリスの空が好きだ〜

天気が変わりやすくて、雨の日は寒くて風が強くて悲惨。 大変ではあるけれど、この国の空が好きだ。 今滞在している場所には高い建物がないので、とても空を身近に感じることが出来る。 日本にいるときよりも、空が近い。 しかも、空港が近いから一日中飛行機がよく飛んでいる。 以前から空を見上げることは多かったが、もっと増えた気がする。 見上げる度に思うのが、どこにいたとしても空が美しいのは変わらない。 この事実に何度救われただろうか。 空をとおして遠く離れた人と繋がってい

航海日記その5〜英語で英語を学ぶ〜

今日は語学学校の話をします。 前回はこちら。 学校に通いはじめ、早くも3週間以上が経ちました。 色んな国の人が混ざっているのかと思いきや、私の行っている学校は圧倒的に南米の人たちが多いです。 ブラジル、パナマ、チリ、コロンビアなど。 そのためよくスペイン語を耳にします。 アジア人は少数派。 生徒が100人近くいる学校ですが、10人もいないんじゃないかな。 これは語学学校としては珍しいことだと留学エージェントの方が言っていました。 私が最初に入ったのはレベルが下

航海日記番外編〜犬を連れた女性〜

イギリスにやって来て一週間ほど経った頃。 いつものように朝地下鉄の駅に行くと、ホームに二匹の犬を連れた女性がいた。 地下鉄、ホーム、 …犬!? 一週間以上経つと日本では見たことのない光景にはもう驚かないと思っていたのだけれど、さすがに二度見してしまった。 朝のラッシュ時間の地下鉄にワンちゃんたちを一緒に乗せるのは果たしてどうなのだろうか。 当たり前だけど、乗っている他の人もそれほど気にしていない様子。 いや、可愛いけども! 日本では見慣れない光景に何だか落ち着