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義母の暴走5

旦那さんが亡くなった日から母が泊まりに来てくれていました。初七日が過ぎ、年が明け少し過ぎた頃、母から「この日は用事があり泊まりに行くことが出来ないからMさんに来てもらって欲しい。」と言われました。Mさんに話をすると、「いいよ。」と言ってくれたので1晩一緒に過ごしました。
夜、Mさんから「なんで義両親、初七日にも来ないの?納骨前でまだ旦那さん家に居るのに来ないとかおかしくない?」と話をしていたら突然「あのさ、確か両方の親に自宅の鍵を渡してあるって言ってたよね?なんか嫌な感じがするから玄関の鍵早めに交換した方がいいと思う。何かあってからだと遅いよ。」と言われたのです。
お互いの両親に鍵を渡していたのは、旦那さんが自分達に何かあった時に困るからと言う理由でした。鍵を渡した事を後悔したのと、旦那さんが亡くなってから夜がとにかく怖かったのを覚えています。
何かわからないけど誰かに見張られているような感じがずっとしていて、2階で寝ていましたが恐怖と不安感がどんどん大きくなるだけで、2階で寝れなくなり、リビングで寝て過ごす事が増えていました。
そんな時、Mさんから鍵の交換の話をされ自分でも何かわからないけど恐怖と不安を感じていたのもあり、家を建てた時にお世話になった工務店へ連絡をし鍵を交換してもらい、安心して過ごしていました。
義両親は、言った通り月命日にも納骨する前にも我が家に来る事はありませんでしたが、5月に入ると時々私に連絡もせず家に来る事が増えたのです。
5月のある日突然来たと思ったら義母が「息子くんが亡くなったから、お互い会う事もないと思うのね。距離も離れると思う。あやちゃん、老後は良い施設に入って生活してね。それを伝えたくって今日来たの。」と、言うだけ言って帰って行ったのです。
その出来事があってすぐ、私が出先から帰宅しインターホンの録画を確認すると義両親が映っていたので電話をしました。電話には義父が出てこう言いました。
「車が無いから、居ないと思ったけど念の為、インターホンを鳴らしたんだよ。なんで、僕達が家に行ったって分かったの??」と。私は義父に、「インターホンを鳴らすと、防犯の関係で録画されるんです。それでお義父さんたちが来たことが分かったので連絡をしました。何か、用事でもあったのですか?」と聞くと。「近くを通ったから、元気かな?と思って寄っただけ。」と言われ、怖くなりました。
私が不在だと分かっているのにも関わらず、わざわざインターホンを鳴らすとか。もう恐怖でしかありませんでした。しかもこの間突然来てもう会うこともないと、距離が空く、老後いい施設に入ってね。って言っていったばかりなのに何??
怖すぎる、一体何を考えているの?Mさんのアドバイスを聞いて、玄関の鍵を変えておいて良かったと思いました。
その出来事があってから、義両親の突撃訪問は落ち着きました。

好き勝手に言いたいことを言っていく義母に対して義父は何も言いませんでした。2人とも人として最低すぎて、二度と会いたくないと思いました。
どこまでも私を馬鹿にして、見下して。何が楽しいのだろう。こんなにも人を不快にさせることを平気で言える義母は一体何様なんだとさえ思いました。
だけど義母のこの人としてどうかと思う発言は、まだ続くのでした。

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