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暴走する義母4

火葬が終わったのは、夕方でした。お坊さんと話しをし、納骨は四十九日を迎える前に行うことになり、解散となりました。
解散後、自宅に兄夫婦と母、葬儀屋の方が来てくれ、祭壇を準備してくれましたが、義両親は、来ませんでした。義両親が、我が家に来たのは年が明けてから。突然家に来て義父から言われた事は、「四十九日法要までに位牌を作らないといけないから、予定を合わせて仏壇屋へ行こう。」と言われました。私の都合のいい日を義父に伝えると、仏壇屋へ行く日が決まりました。

旦那さんを亡くした当日から義母には、心をズタズタにされる事ばかり言われていましたが、月命日ぐらい義両親には旦那さんの所に来てもらいたいと思い、「1月の月命日に良かったら家に来てください。まだ、旦那くんの遺骨もあるので。」と言いました。すると義母が顔を真っ赤にしながら、「来るわけないじゃん!!息子の骨がお墓に入ったらお墓の方に行くから!!家になんて来るわけないじゃん!!」と凄い勢いで言われました。
そんな義母に対して私は、「そんなにお墓が大事なの??こいつは、バカなのか??」と思いつつ、義父の顔を見ると呆れた様な顔をしていました。

義母の言い方は、いつもこんな感じで感情的なのです。1人で大騒ぎして周りが引いている事に、気が付かず。一方的に自分の話をするだけして、相手の話は聞かない。そんな義母の話し方が私は大嫌いでした。


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