美麗島駅

コロナ騒動で、日本の「働き方」は今度こそ変わるかもしれない

毎日コロナコロナで大変ですね~。
私は現在、出版社でタイアップの記事をつくる仕事をしているのですが(紙+Web)、コロナ騒動が本格化し始めた2月半ばくらいからはずーっと仕事は大騒ぎ。そもそも期末だから忙しい上に、急に発生した特急案件が多い&状況が二転三転するので、調整にいつもの何倍も手間がかかるんですよ。大変なんだけど、でも最近、「もしかしてこれ、今のゴタゴタを抜けたら良いことがあるんじゃないかな?」と思うようになってきました。

働き方改革とさんざん言ってきたけれど

「働き方改革」って、これまでさんざん言ってきたし、私もそういう記事をたくさんつくってきたけど、でもその割に実際は「うちは昔ながらのやり方だから関係ない」とか「機材がないから無理」とか言ってた企業が、まだまだあったんですよね。たくさん。

でもそういうところも、ついに「全館立ち入り禁止になったらリモートワークせざるを得ない」「会社に来られないとなったら今の仕事をどうやって続行する?」「顔見て会議する代わりにどうやって連絡する?」という話を真剣に討議し始めた。
社員にノートパソコンを貸与してない(せっかくパソコン入れ替えたのに、デスクトップだった!)ような会社でも、ついに「スマホ+Slackとか、タブレット+Google Hangoutでいけるんじゃない?」なんて相談が始まったのを見て、「おおおおおおお」と内心静かに感動しています。

私自身も、リモートで取材や打ち合わせをすることが、この数週間で激増しました。Teams、Zoomが多いかな。
以前に比べて、パソコン内蔵のカメラやマイクを使うことがすごく増えたし(これまではオンライン英会話以外でほとんど使ったことなかった)、電車の中で、スマホ+イヤホンで会議を聞くだけ参加(しゃべらない)みたいなケースも経験して、「これはこれでアリだな」という感じを実感しています。対面の取材がダメだと言われて、「テレカンで取材できますか?撮影どうしましょう?」なんて相談もめっちゃ増えてます。

全員やる、ようになると状況が変わる

これまでのリモートワークって、ワーキングママだけ、とか、部長職以上だけ、とか制限的な運用の会社が多かったと思うんですよね。
「社員全員、在宅勤務が普通になったらどうなるか?」という話は以前から記事などでは書いていたけど、今回のコロナ騒ぎでついに本気でそれが動き出した。
「家のトイレットペーパーが減るのが早い」とか「奥さんに邪険にされる」とか「子どもやダンナが一日中家にいるのつらい」とか、みんなが現実味をもって話し合うようになったのを見て、「大変そうだけど、これってすごい大きな一歩なんじゃない……?」と思っている自分がいます。

というわけで、みんな今はいろいろ大変だろうと思うけど、もうしばらく頑張ろー!きっとその先にはいいことも待ってると思うよ! という投稿でありました。

久しぶりの投稿、フィリピン留学日記じゃなくてスミマセン。写真は台湾・高雄の美麗島駅です。

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