mixi20周年ユーザー同窓会
2023年3月3日は、mixiが始まって20周年
3月3日、渋谷で「mixi20周年ユーザー同窓会」というイベントに行ってきました。2003年3月3日スタートだったんですね、mixi。20年かぁ〜。会場の真ん中には、めっちゃかわいいケーキが。
あの懐かしのログイン画面の女性二人がイラストクッキーになってるんですね〜。上から3段は食べられるということで、ケーキ食べた方もいらしたはず。
三者三様のライトニングトークがアツかった
同窓会は、笠原健治さんの乾杯&ふぁるさんの司会でスタート。
そのあと、原田さんがいろいろ振り返るmixiの歴史。mixi無敵会議って、IT戦士(岡田有花さん)の「ソーシャルネットmixi、儲からなくても続ける理由」って記事がきっかけだったのか…
歓談タイムを挟んで、3人登場してライトニングトーク。これが全員三者三様で面白かった!
一人目の閑歳孝子さんは、なんと、いまもバリバリのmixiガチ現役ユーザーだそう!プレゼン内容は「時代はいまmixiを求めている!」だった(笑)
「同窓会だけど、過去ではなく、mixiの未来の話をします」という閑歳さんのプレゼン、アツかったです。外には書けないいろいろなよしなしごとや推しごとをmixi日記につづっているそう。そうなんだよねー、確かにmixiなら好きなこと書いても炎上しない(笑)
二人目は京都から駆けつけた、はてなの近藤淳也さん。カンブリア宮殿に、笠原さんとjkondoさんが二人で出てたなんて知らなかった〜。Web2.0な話、エモいです。「コミュニティーサービスをいまもやってますが、コミュニティーサービスは儲かりません」のコメントにドッと湧く会場。アツいなぁ。
三人目はデイリーポータルZの林雄司さんが登場。久しぶりにログインしたらオークリーのおすすめメッセが山盛り来ていたのでホントにサングラス買ってみたとか、一人しかいないコミュニティーを山盛り作った、にせソルボンヌ大学コミュを作ったら本気の受験生から相談がきちゃった話とか…
(mixiには)「うかつな自分が冷凍保存されている」なんて名言も飛び出して、なんというかもう、最初から最後まで圧巻の面白さでした。林さんやっぱり天才だわ。
その後はマニアックなmixiクイズ(甲斐さん作。30問くらいあったらしい)をしたり、みんなで寄せ書きしたり。お土産までいただいてしまって、なんというかもういたれりつくせりのイベントでした。会費安いのに……と思ってたら、やっぱり本当は大赤字だったんだそうで、笠原さんが足りないお金を全部出してくれたのだとこと。さすが。。。
その日の夜、マクドナルドで……
二次会もあったのですが、私は用事があったので帰宅しました……が、その夜の話。
夜、マクドナルドに来たら、隣のテーブルにやってきた、最近ライブで知り合って仲良くなったらしき女子二人。30代半ばくらいかなあ?
最初は共通の推しの話などをしていたのですが、いつの間にかmixiの話になり、やがて二人で「やばい、デジタルタトゥー」とかいいながら、それぞれmixiにログインし、昔の日記見たり足あと確認したりしたあげく「じゃああとはmixiで連絡取ろうね!」といって去っていきました。なんかいいものを見たw
いま、インターネットってインフラであり無法地帯だけど、昔は違ったよね
話が前後しましたが……mixi20周年ユーザー同窓会の感想。
なんというかmixiが懐かしいだけでなく、ネット性善説というか、Web2.0の時代の優しいインターネットというか、当時のあの感じを思い出して自分的にはエモかったです。
会場に来ていた岡田さんや徳力さんも、感じるところがたくさんあったようで、noteにまとめてらっしゃいました。
いま私がMIXI社に求めていること
でも真面目な話、わたしも徳力さんに同感なんです。あれから20年経った今こそ、日本人による日本人向けSNSが改めて必要な気がしてるんですよね。もちろんmixiはいまも生きてるけど、それとは別に。
いま私が株式会社MIXIに望んでいるのは「Twitter亡き今、令和の日本人に向けて、Twitterに代わるSNSを新しく作ってほしい」ということ。AIの自動判定でアカウントがBANされたり、コピペbotがうじゃうじゃしたりしない、ほのぼのとした短文投稿SNS。APIも開放して、いろんな人が集える場を……ミクシィならぬ「目視ぃ」とかどうでしょう。ダメ?w
とまあ、とっちらかったまとめですみません。この回、私なんかが行っていいものかどうか、と実は直前まで行くかどうか迷ってたんですが、行って良かった。とても良い一日でした。わたしもまた、ポツポツmixi使おうかな。