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今私たちは「待てない病」にかかっている

こんにちは、あやにーです。
今日はこちらのツイートを見て、思うことをnoteに書きたいと思います。

「Twitter上でバズがおき、RTやいいねがされたにも関わらず商品が売れないという現象について」です。

私も、よー清水さんと同様に「タイムラインの情報量の多さ」は原因の一因だと感じるだけでなく、もう一つ重要な原因のひとつに
「みんな待てなくなっている」というのがあると感じています。

今「欲しい」という物欲の優先度が変わりつつある

TwitterやInstagramなどを通じて、私たちは日々沢山の広告や友人たちのオススメの商品、サービスに触れています。
新商品から隠れた名品、限定アイテムなど、とにかく目にする品物の数は圧倒的に増えましたし、それに対して商品情報だけでなく、口コミもついてきます。(この話が後々出てきますので、覚えておいてください。

amazonをはじめ、インターネットショッピングが「すぐ買える」「すぐ届く」「送料無料」であるということで
当たり前のように欲しいと思ったものが即時に届く。そんな生活に慣れつつある人が今想像以上に増えています。

むしろ、1週間以内に届かないと分かったら購入をやめる人や、競合であろう類似の商品に変更するという人もいるのではないでしょうか。

インターネットだけではありません。コンビニエンスストアや24時間営業のドン・キホーテなど困ったら、欲しくなったら、すぐ手に入れることが出来るという環境に私たちは暮らしています。

そんな私たちのライフスタイルが変わっていく中で「待たずに手に入れることが出来る」というのがスタンダードになっている。

さらに今世界はモノであふれかえっています。似たような商品やコストパフォーマンスが近い商品が見つかれば「それでもいい」と今すぐ手に入るものを選ぶということが出来てしまうんです。
どんどん新商品も出ています。

どうしてもこれが欲しい!という強い思いがある場合を除き
「欲しい!」順ではなく、「手に入る」順で商品が売れていく。
私たちはもう待てないというのが現状だと思います。

また、たびたびになりますが「情報過多」の時代に生きている私たちはひとつひとつの予約日なんて絶対に覚えていられません。
企業やメーカーは、その場で発売日前にリマインドが届くLINE@を用意しておくべきだし、SNSアカウントをフォローさせるための施策を打つべきです。ただただリリースしまーす。というだけの告知はもはや宣伝でなく、ただのスルーされる文字でしかありません。

とにかく!今売り上げを出すためには、早い段階で囲い込みが必要です。
スピードのないものは置いて行かれるという恐怖心を持つ必要が絶対的にあると思います。

「待てない」ファン心理を上手に操る任天堂

先日、任天堂のゲーム「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」で新しい追加データの発表がオンラインで行われました。
そこで発表されたのは、なんと予告動画だけでなく動画の最後に「今からプレイできます」という告知!

海外のゲーマーYoutuberが話題になりました。
「オォマイ……(回転ジャンプ)ワッツ!?」 海外ゲーマーが“ゼルダ”DLC動画に100点満点のナイスリアクション

これは日本だけでなく世界中のファンが大歓喜!
告知からリリースまで最短距離を任天堂が取った結果、ファンはさらに夢中になっているという、とても良い事例だと感じています。

今回はソフトではなく、ダウンロードという形の提供なので即時ダウンロード可能とあれば興奮のまま多くの人がダウンロードする。ロスを与えず、提供するという実験的な施策は功を奏したと言えるでしょう。

今までは「発売日が待ち遠しい!」という感情で留めておいたものを、こうしたサプライズで感動させ、人を動かす。
任天堂はファン思いの会社だと有名で、私自身もその恩恵を大変受けているゲーマーの一人ですが、こうした「時間におけるロスをなくす」というのは今後とても重要になっていくキーワードだと思います。

これ、ゲームだけでなく固定されたファンが存在するものであれば、すべてにおいて使える手法ですよね。

人は「いいね」を感覚で押し、情報迷子になっている

今回最初にあげたツイートをご覧いただくと分かるのですが「バズが起きるとインプレッションも高い。買ってもらえるのではないか」と思いがちです。
レストランやカフェなどでもそうですが、実際に購入したり足を延ばすという人はごく一部です。

バズが起きると数字のマジックに踊らされてしまいがちですが「本当に欲しいニーズ」と考えてしまうのはとても危険です。
いいね、には「欲しい」だけじゃなく「ウケる」「真似したい」など様々な意味が含まれていますし、さらに言うなれば多くの人が考えずにいいねを押してます。

いいねのボタンは、RTよりもハードルが低いので「とりあえずいいね」というものも多い。

さらに言うなれば「いいね」したものを見返すというのは、古くなればなるほどしないでしょう。Amazonのワンクリックとはワケが違います。
そしていいねしたものを100%覚えているという人は、この情報の流れていく速度が日々上がる中ではやはり難しいと思います。

例えば、それが「スタバで出るクリスマス限定フラペチーノ」のようにブランド名があり、あとから検索するキーワードがあれば話は別ですが
「この俺がバズったから、実際に商品を作ります!たぶん春くらい!」では、検索の仕様さえないのです。

むしろどうやって買えばいいんだ、という問題が想像以上に起きていると私は読んでいて。

実は顧客は日々「情報迷子」になっていると考えても過剰ではないと思います。

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顧客がまっすぐ進める道をいかに整えるかが勝負の分かれ目**

今、確実に必要なのはスピードであるということをお伝えしてきましたが

結局のところモノを作る、販売する、購入に繋げる、という導線の上を顧客が歩けるように道を整えてあげる。ということが重要だと思うんです。

いつ販売なのか分かりにくい、価格も未定、どこで購入できるのかも不明なのは論外ですが、何より「いいね」と同じくらいに反射的に買えたり、予約できるということが一番重要視すべきところで。

一般的な企業でも「商品は売りたいが商品企画部と営業が別なのでどこの店舗にあるか、こちらからは案内できない。通販も無理。でも売りたい」みたいなところも実はあります。
わざわざ何店舗も回って商品を探してくれるはず、という不思議な期待を顧客に持っている企業は、今後本当に未来がないと私は思います。

スマホを持ち「感覚的に」買い物ができるようになった人たちに対して「リアル店舗をめぐる」というのは、顧客の導線を整えているとは言えないんですよね。

何が自分の顧客に対してベストな道なのかを考えることが、すべての商品・サービスにおいて必要なことなのは違いありません。

今回記事の中で任天堂の話を例に挙げていましたが「即販売なんて出来ないよ」というのであれば、「興味のある方にはお知らせしますのでLINE@に登録してください。」とか「お知らせ用Twitterアカウントを作りました。そこで商品のことをツイートします」でもいい。

ただのいいねで終わらせないための導線をとにかく引いてあげてほしい。
欲しいと思っている人を、迷子にさせないための道を作ってほしい。

その道ができることで、次回にもつながるし、今後のサービスや商品展開へと発展も期待できるわけです。

顧客の声がリアルに聞ける環境を作れる今、いかに自分のファンに対して
分かりやすい&スピーディーな情報を提供していけるかで
互いのコミュニケーションが変わっていく。

何かを販売する皆さん。
待てない私たちの時代に、必要な道をどうか作っていってください。
応援しています!!

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最後まで読んでくださりありがとうございます!面白かったらいいね!超おもしろければサポートいただけると嬉しいです!これからもがんばります。

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1985年生まれ 株式会社Queendom代表取締役社長23歳で起業。SNSは「あやにー」で検索を!

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コメント1件

こちらすごくわかります。
いいね!もそうですし、あとFacebookの「保存」機能さえストック数が溜まりに溜まっているのが現状で、整理がつかないですね。導線までのユーザー側の行動ののゴール(CV)をきちんとおくことって大事ですよね。本当は、そこが目的になるはずなんですが。。
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