もうすぐ無職の三十路女がクラウドワークス1カ月やってみた
こんにちは、もうすぐ無職の三十路女です。
退職エントリは書きませんが、30歳を過ぎて人生いろいろ思うことあったので、仕事を辞め、無職になることにしました。ただいま有休消化中です。
せっかく無職になるならば、やりたいこと全部やってみようと思い立ってしまい、なんやかんややってみたので、その記録を残しておきます。
今回は「クラウドワークス1カ月やってみた」です。
◆クラウドワークスをやろうと思ったきっかけ
文章を書くのが好きなので、ライターの真似事ができればいいなと思ったのが一番の理由です。
前職では(正確にはまだ前職にはなってないけど)、社シス的な仕事をしつつ会社ホームページのコラム記事を書く業務もしていました。基本的にITや技術についてのコラムだったため、もっと幅広い分野の文章を書いてみたいという気持ちがずっとありました。
ブログを作ることも考えたのですが、なにせ天下無敵の無職になるので、お金を一切使わずに始めたかったのです。結局はオカネです。
あともうすぐ無職になるので、ちょっと小金が稼げればいいなと思いました。結局すべてオカネなのです。
ともあれ、フリーダムになった私が一番に何に挑戦したいか考えた時、「文章を書きたい!」と思ったのがクラウドワークスを始めたきっかけでした。
というわけで始めたクラウドワークスですが、簡単にどんな業務があるのかについて説明します。
▽クラウドワークスの仕事について
クラウドワークスでは、クライアントと条件について話し合い契約をして記事を書く固定報酬制/時間単価制の「プロジェクト形式」のものと、よりよいものが採用され報酬を得られる「コンペ形式」のもの、与えられたお題に対してその場で業務を行い報酬を得る「タスク形式」のものがあります。
クラウドワークス初心者は何の信頼も得られていない状態でいきなり大きな仕事の受注をいただくことは難しいため、タスク形式のものをこなしていく方が多いようです。
私は単純にストレスにならない程度にやりたいと思っていたので、その場その場で作業ができるタスク形式のものから手をつけることにしました。
◆どういう仕事をしたか?
タスク形式のお仕事の中には、作業に数分もかからないようなアンケート形式のものから、数千字程度のコラム作成まで様々な種類のものがあります。
単価は5円~数百円のものが多いです。
私はとにかく目についてできそうなものは全部手を出すことにしましたが、ルールを決めました。
1. 頑張らない
2. やる気がない日はやらない
3. やりたくなくなったら辞める
目標設定とかない。守銭奴だけどいくら稼ぐ等もあえて決めませんでした。
デモ ノチコ オカネ ホシイ…
◆結局どのくらい仕事したの?
2月21日から始めたのですが、現段階で約120件作業が承認され、報酬をいただきました。
週に2~3日程度、各2時間程度作業をしています。
私は1,000字でだいたい20~30分程度かかるので、一日数本書くこともあれば、「長文は気分が乗らない!」と思ったときには単価の安いアンケート形式のものをひたすらポチポチ進める日もありました。
ほぼほぼ承認されるのですが、妄想で書いた恋愛についてのコラムだけはバッサリと否認されたので、その時はすごく恥ずかしくて死にたくなりました。
喪女が手を出しちゃいけなかったし、文章から非モテが溢れてたんだと思ったら本当にすごく恥ずかしくて死にたくなりました。
何調子乗っていい女ぶった文章書いてたの???馬鹿なの???
報酬としては、まだまだ小学生のお小遣い程度にしかなっていません。
オカネ カセグ ムズカシネ……
◆やってみて思ったこと
自分の文章に対してそれがたとえ数百円であったとしても、お金を支払っていただけるというのが純粋に嬉しかったですし、ちょっとした快感でもありました。
また無を有にするクリエイターさんの苦労や感動や達成感が多少なりともわかるような気がして、それも嬉しかったです。
ただ、作った文章の著作権はすべてクライアントに帰属されるので、時には辛い思いをすることもあります。
まずはあくまでもクライアントの意思に沿った文章を書かなければならないため、個性を出しすぎることはできません。
法人的でフラットな文章を書く勉強にはなりますが、私はもっと感情ほとばしるパッションな記事が書きたいんだ!とウズウズしてしまいました。
また、たまに「うわめっちゃいい文章じゃん……」と思うようなコラムを書いてしまった時があって、その時は「©のちこ」ではなくなる文章が我が子のように思えて手放すのが辛かったです。
まあでも結局それもオカネで売ったんですけど。
オカネのためにのちこ我が子=魂を売ってしまうなんて、けがれてしまったような気持ちです。それがファンとのちことのEternalだし。
◆週間ランキングに選ばれました!
そんなこんなでしたが、はじめて4週間程経った時、クラウドワークスからメールが届きました。
週間ランキングに選ばれたという内容でした。
気合を入れてめちゃくちゃ頑張っていたわけではないけれど、©のちこを捨ててきたけれど、ライターのちこに対して、「よくやったね」と言ってもらえたような誇らしい気持ちになりました。
まだまだクラウドワークス人としては駆け出しではありますが、ライターのちこの第一歩としては上出来ではないかと思いつつ、もうすぐ無職の三十路女は人生の寄り道を楽しんでいます。
いただいたサポートは、妄想に使います。