割れたお皿

もうすぐ夏至ですね。

いろんな出来事、プロセスを通じて
自分の奥底に持っているどんな些細な感情をも
日々感じています。

まだまだ小さな破片のような感情っていっぱい持っているのですね〜

今朝、大好きなお皿が割れてしまいました。
自分が落としたわけじゃなかったので
すごく腹が立ってしまったんです。

ごめん。。。
確かに直ぐに謝ってくれたんですけど

すぐに怒ってしまう私の悪いクセも出てしまって
そのまま言い合いになりました。

私「いつか許せても今直ぐには許せない。」

その後しばらく無言になり
私の中にはたくさんの思いがよぎりました。
自分が割ったのではないので余計と腹が立ちます。
その間思い巡った色々な思い出や感情は
・いったい何枚割れたんだろう。。。大事にしてたのにな。。。
・初めて買った井上尚之さんお器がこれだったな。
・会社を辞めて今の仕事をはじめたばかりの頃、いつ軌道に乗るかも分からず、そんな中、少しづつでも好きなものを集めて行けたらいいな〜と思ったお皿や器たち。一月に一つ買えるかかかえないかの余裕の中で、唯一の楽しみやったのにな。。。
・前の前のアトリエ時代に使っていたお皿で、生徒さまにお菓子をのせてお出ししたなぁ。これは写真に残っているな。。。

とか、だんだんと涙が出てきました。

だって、今の仕事を始めた頃は
本当に私なりに一生懸命だったんです、、、
そして、大好きな器にかこまれて仕事や暮らしをするんだ〜って
あの時決めたんです。

しかし
これは。。。結局のところ
"私は頑張ってきたのに..." という
自分の気持ちだったんです。

その気持ちを労って欲しかったのを
割れてしまったお皿をきっかけに
ショックと悲しみと
過去の感情を混ぜこぜにしてたんですね。。。

はじめに書いた通り
「いつか許せても今直ぐには許せない。」

今は許せなくても、いつかは許せる自分をわかっています。

ではなぜいますぐには許せないのか？
という自分にフォーカスしてみたんですね。

日々起きる中で
素通りせずに
どんな小さなことも見逃さない

そしたら、”頑張ってきた自分”
をもっと認められて労ってあげたかった
もう一人の自分も見えてきたんですね。

そしてもう一つ
今もまだ頑張ろうとしている自分がいることにも気づきました。

そして、願いは叶っていて
今は好きなものに囲まれて生活しています。


しかし人って
どこまで頑張ろうとするんだろう〜笑

あちらの世界に帰るその日まで
そうやって続けていくのですね。


ありがとう
ごめんなさい
許してください
愛しています