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リモートワークを楽しむコツ#3 リモートコミュニケーション

あやなるのアドベントカレンダー 13日目の記事です。


リモートワークを楽しむコツシリーズ

2つの記事に続きまして、#3リモートコミュニケーションのコツを今回はお届けします。リモートになってコミュニケーションが一気にとりづらくなったと感じてる人はたくさんいると聞きます。特に雑談をするタイミングが一気になくなったという声をよく耳にします。そんな悩みを抱えている方に出会う度に紹介し、毎回とても評判のいいCoffee Talkを今日は紹介したいと思います。

Coffee Talkとは?

チームでのミーティングです。下記のようなルールで運営しています。

◆仕事以外の話題限定
◆毎週金曜午後開催
◆自由参加
◆全員マイクオン
◆画面共有なし

私は3月に部署を異動して最初からリモートワークでしたが、Coffee Talkを提案してから、一気にチームメンバーと距離が縮まりました。このルールの細かい説明については、すでに記事にしているので、こちらをご覧ください。


ファシリテーションのコツ

今回はCoffee Talkを開催するにあたり、私が工夫していることをお話します。この取り組みに限らず、何かイベントをやるときにどこでも使えるコツかもしれません。「ファシリテーション」と書きましたが、決して私はこのCoffee Talkの司会というわけではないです。あくまでも1メンバーとして、でもこの会の言い出しっぺとして、さりげなく場を作っています

[コツ1] 名前を呼ぶ

入室してきたら、まずは名前を呼んで、声をかけます。挨拶をすれば挨拶を返してくれますよね。そこで一度声を発すれば、そのあとその人も発言がしやすくなります。

[コツ2] オーバーリアクション

画面越しに伝えるために、オフラインよりもオーバーなリアクションを心がけています。マイクはずっとオンのまま、すぐにリアクションが伝わるようにしています。あと、よく笑いますね。(それは元々の性格だけどw)

[コツ3] まず自分が話す

場をあたためるために、まず自分が話すようにします。話すネタは事前に準備して、そのあと繋がるようにします。たとえば、「今バルコニーでバジルを育ててるんだけど、みんなも何か今まで育てたことある?」という風に、自分のことを伝えたあとに、質問にしていける流れまでをいくつか準備しておきます。

[コツ4] 名指しで質問する

複数名いると特定の人がしゃべってしまいがちなので、あまりしゃべっていない人には、名指しで質問するようにします。みんながバランスよくしゃべるように、心がけています。

[コツ5] こっそり個別にフォロー

しゃべるのが苦手そうな人にはこっそり個別に連絡しています。特に私のチームは多国籍チームで英語でのミーティングになるので、英語が苦手な人には事前に連絡して話す内容を用意するよう促したり、「訳すから日本語でもいいよ」と声をかけたりしていました。

Coffee Talk以外もイロイロ

こんなふうに工夫しながらCoffee Talkを毎週続けていたら、みんなプライベートなことをたくさん話してくれるようになり、とても仲良くなりました。そして今はCoffee Talk以外にもこんなことをしています。

ゲーム飲み会

大好きなFortniteはもちろんですが、Jackboxという誰でも簡単にできるオンラインゲームをチームで何度かやりました。

zoomで繋いで会話しながら、それぞれがスマホでゲームの画面を見てやります。お互いの家族も一緒に参加して、子どもたちも混ざりながらやり、とても盛り上がりました。

勉強会

これは本当に最近ですが、勉強会をやりたいと言い出してくれたメンバーがいて、2か月前くらいから始めました。毎週火曜日に、実施しています。

まだやり方は定まっていないですが、学んだ技術の発表やプロジェクトの紹介などをいくつか試したのち、今実際に困っている案件や勉強になった案件をフランクに共有し合う形に今は落ち着いています。色々試しながらチームに合った形を見つけていく過程がまた楽しいです。

他のチームの事例もイロイロ

私のチームの事例に限らず、たくさんの方のあらゆる工夫をいろんな場所で耳にします。

◆ Slackに雑談専用チャンネルを作った話
◆ チームでオンラインランチをした話

◆ 部下と雑談だけの1on1の時間を作った話
◆ オフィスを再現するようなツール(oViceやRemo)を活用した話

工夫すれば、いくらでもリモートワークしながらコミュニケーションってとれるなって思います。大切なのはきっと、できないことよりできることに目を向ける姿勢なんでしょうね。

チームの事例で話を進めてしまいましたが、コツの部分については、どんな会議でも使えることじゃないかなと思います。チーム間だけでなく、プロジェクトメンバーやお客様、コミュニティなど、あらゆる場面で、ちょっと気を使うだけで、どんな立場にいてもその場の雰囲気を変えることができるかもしれません。

今回の記事も、悩んでる方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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