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行動経済学(ハロー効果)

久しぶりにNote投稿です!!

社会人1年目の約半分を終えようとしています。

ビジネスに本格的に関わった約半年ですが、自分が携わる仕事や事業が回っている姿、ビジネスがどうやったら上手くいくのか?そんなことに向き合いながら、インプット&アウトプットしてみたい分野ができました。

「行動経済学」です。
行動経済学の理論面の話、公共的な社会制度への活かし方、マーケティングにおける利用方法についての本を絶賛読み進めています。

明日の仕事に生かしたいと思いつつ、なかなか上手くいかないのですが、、中長期的にもビジネスにおける戦略立てに活かせるのではないか?という狙いがあり!

インプットしたらアウトプットしてより自分のものに!ここでNoteの活躍ですね。

今回は「行動経済学とはなんぞや?」という話と、その中の1理論としてある「ハロー効果」について簡単にまとめてみます。

また、「行動経済学」は様々な日常の思考や行動に活かせると思うのですが、私は「マーケティング」「サービスの戦略」にどう活かせるのか?という観点でまとめていきたいと思います。


「行動経済学」とは?

行動経済学というのは、一言で言えば、人間の持つ「非合理的」な部分にフォーカスし、全ての消費者の行動理論です。

伝統的な経済学によると、人間は常に合理的な選択・行動をするものであると定義をしてきました。

しかし、行動経済学の第一人者で「予想通りに不合理」の著者ダン・アリエリーは長年の実験を踏まえて、

・私たち人間が下す決断は、はるかに不合理であることが多いこと。
・私たちの非合理な行動の多くは規則性があって予測することができる。

と述べました。

ダン・アリエリーは人間の行動の背景にある意思決定のプロセスがどういうものなのか?に注目しました。

なので、行動経済学は、「経済学で考えられていた理論」と「実際の行動」から生まれた新しい分野で、ビジネスにおけるマーケティングで実践されてきたことを学問的に紐解くものになります。

ダン・アリエリーがどのような実験を踏まえて、行動経済学に辿り着いたか?は「予想通りに不合理」に書かれていますのでよかったら!

行動経済学には、人の行動を理論化した概念が数多くあります。(何個あるのか?は、私もまだ把握できずですw)

そして多くの理論が「マーケティング」に活用されています。ここからは今日1つの理論を取り上げて、マーケティングにどう生かされているのか?を見ていきたいと思います。

行動経済学とマーケティング

マーケティングとは、簡単に言えば商品やサービスを売るための戦略ですが、マーケティングの第一人者のコトラーは「行動経済学はマーケティングの別称に過ぎない」と言っているほど双方の関係は近いものです。

行動経済学を学ぶことが、マーケティングにおける仕事のアウトプットに活かされるかもですね!!

さて、今回紹介する理論「ハロー理論」です。

これまでの経済学によれば、人は何かを選択する時、たくさんの情報を吟味した後合理的な選択を取るとされていました。

しかし、行動経済学では、そのような情報過多な状況下において、人間は、効率よく判断する「ヒューリスティック」(近道思考)を多用すると言われています。

ヒューリスティック:意思決定の場面において、緻密な論理で一つ一つ確認しながら判断するのではなく、経験則や先入観に基づく直感で素早く判断すること
(参照:https://mba.globis.ac.jp/about_mba/glossary/detail-19725.html)

このヒューリスティックに当てはまる理論の1つとしてあげられるのが「ハロー理論」です。

ハロー理論とは、「1つの評価=全体の評価」と捉えてしまうことで、正確な評価ができなくなること

ハロー理論とは、「Hello!」のことではなく、「Halo」の綴りになり、日本語で言うと「後光」の意味を持つそうです。

商品やサービスのイメージや評価が、何か象徴された特徴や側面によって、左右されること(歪められること)を指します。ポジティブな面だけでなく、ネガティブな面が全体の印象を引っ張ることもあります。

マーケティングの観点からは商品を売れるようにするために、ブランディングやPR戦略が大事だと思いますが、このハロー理論を使った戦略が取られることは多いのではないでしょうか。

例えば、芸能人やアイドルを起用した商品PRです。

私も”あるな....”と思う経験の1つですが、女性がコスメを買う時に、そのブランドのPRに起用されたアイドルが好きなアイドルグループの人たちだと一気に興味を持ったり、購入が促進されるのではないでしょうか?

「この人が持っているから、私も同じ物が欲しい!!!!」

そんな気持ちに駆られるの、すごくわかります(´∀`=)
その商品の価値というよりも、アイドルのイメージや印象に好感度が引っ張られるんですね。

私は韓国のアイドルやコンテンツが好きなんですが
世界的に有名なBULAKPINKのメンバー達も、個人で「シャネル」「MAC」などのアンバサダーを務め広告塔として活躍しています。

また、インフルエンサーなどがYoutubeでコスメに関するレビューをした動画などを起点に視聴者が「この人がいい商品だと言っているんだから間違いない!」と購入に繋がることも多いかなと思います。

「ハロー理論」はコスメに限らず、ファッション、飲食、体験サービス、や対人的なイメージや評価においても現れます。

「ハロー理論」を利用した上で、マーケケティングとしては「その商品のターゲットには、どのようなPRが刺さるのか?」具体的には、「誰が何て言うとターゲットの購入促進につながるのか?」
を考えられると集客が上手くいくのではないか?と思いました。

今回は「ハロー理論」を取り上げました。これ以外にも沢山理論あるので、また紹介したいと思います!


終わり

参考