論理展開を補いつつ読む
今は昔。女性記者がまだ珍しかった時代には「怖い」と言われることがありました。殴りかかってきそうだとかいう意味ではなく、「理屈っぽい」「可愛げがない」とほぼ同義です。あゝ無情。
例えば記者会見では、会見する側(為政者とか問題を起こした人とか)の言っていることがおかしければ突っ込むのが記者の仕事です。そうでないと記事が書けませんし、原稿を読んだデスク(編集者)から「これどうなってるの? おかしいと思わなかったの?」などと突っ込まれ、半分泣きながら電話をかけたり現地に再度赴いたりして追加取材をしなければなりません。
しかも、そうやって突っ込んだところに一番のニュースが隠れていたりするのですから自ずと理詰めで質問することになります。最終的には癖として定着するのですね……。
今はもっと華麗に論理矛盾を突き、性別と関係なく「鋭い」と称賛されていることでしょう。
#要約チャレンジ 5/9
今回の題材は一般記事です。もうすぐ母の日ですね。
心がじんわり温かくなるようなエピソードを、原文の雰囲気そのままに伝える要約を目指しましょう。
・タイトルをつける(20字以内)※半角数字は0.5字で換算
・要約する(140字以内)
できましたらXで投稿していただくか、DMでお送りください。先着1人の無料添削をさせていただきます。タイトルは140字に入れなくてOKです。タイトル投稿にハッシュタグ「#要約チャレンジ」をつけてくださると見つけやすくなります。
送り先アカウント:https://twitter.com/Ayan_unicla
5/8要約の添削
題材は福島民報のコラム「あぶくま抄」。
骨子は以下の通りです。
東京のメーカーがパステルカラーの電動工具を数年前に発売し、工作付きの女子から大きな反響があった
ある調査では、玩具や衣類で性別を理由に子供の欲しがる商品を購入しなかった保護者が24.5%に上った
大学で「理系女子」応援枠を導入する動き
子どもの好奇心にふたをしてはいけない
では添削です。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?