【昔話】師走にホテルでのたうち回った話
今日から師走という事でね、どうしても書きたい話があるので書いてもいいですか?
12月、師走の思い出と言えば2002年、私はまだ26歳。
思えば独身最後の師走でした。
*
2002年12月の第1週
月曜日
友人A子からのメール
「やっぱり師走は月曜日から飲みに行かないとダメっしょ。忙しい師走こそ飲んで乗り切るしかない!」
と言う訳で、週の始まりの月曜日から仕事終わりに乾杯、そして泥酔。
火曜日
会社の取引先との飲み会、若干二日酔いで気がすすまなかったけど前から計画してたから仕方がない。とりあえず乾杯。「平山さんって陽気ですね~」ってギリギリ泥酔は免れ、終始陽気飲み。
水曜日
彼氏(今の夫)とご飯を兼ねての飲み、いつものように焼酎のボトルを入れて乾杯、からの安定の泥酔。彼氏(今の夫)が竹林の前で転がってダッフルコートについた大量の葉っぱをはらったのを覚えている。
木曜日
友人K子に誘われて飲み、いやはや金曜日に飲めよ!っつーのに、金曜日はK子が彼氏との泊まりデートがあるから仕方ない。ビールのピッチャーを2人で何杯も乾杯して安定の泥酔。
金曜日
月曜日に会ったA子とまた飲み。週に2回も会うって彼氏か?彼女か?
飲まない金曜日は金曜日ではない!と言うことで安心してまた泥酔。
土曜日
ちょっと体調がおかしい気がするけど彼氏(今の夫)と焼肉。あんまり美味しくなかったけどビールで一気に流し込む。月~金まで飲み続けたおかげで全く酔えない。酔えなくてなんとなく体調が悪いけどそのまま仕方なくホテルへ。(やるんかいw)
夜中の3時に猛烈な吐き気で目が覚めた。
吐いても吐いても止まらない。
二日酔いか?
昨日はあまり飲んでないけど、これは二日酔いなのか?
わからないまま便器を抱える。
何度か吐いた後に今度は猛烈な腹痛に襲われのたうち回る。
あれだけ抱えていた便器に今度は座り、そしてまた抱える、そしてまた座り、また抱え、そしてまた座る。
何回便器とやっとんねんwww
結局5時間くらい便器と格闘した後、私は彼氏(後の老舗のラッパー)と一緒に救急外来に行った。
胃腸炎です
いやこれ本当にただの胃腸炎かよ!
食中毒じゃないの?
あの焼肉ハッキリ言って不味かったわよ!
って言いたい位、私は重症だった。
夜中にホテルでのたうち回る程の重症だったのに…
実際、その後2週間以上腹痛は続き、常にお腹が張る状態で調子が悪く、私は食欲減退で5キロも痩せた。
恐らく、
ただの飲み過ぎだったのだと思うwwww
そりゃアンタ、バカみたいに1週間毎日泥酔してたら重度の胃腸炎にもなるでしょうに!
全く、私ったらバカじゃないの?
皆さんもくれぐれも飲みすぎないようにして下さいね。
って、
終わるとただの「酔いどれ日記」になるのですが、実はこの後、2003年の1月の2週目に私は妊娠が判明しました。
「妊娠9週目です」
って言われた時は本当に末恐ろしかった。
あのヘビー過ぎる胃腸炎は何かの予兆だったのではないか?この後に生まれる息子からの何らかのメッセージだったのではないか?
「お母さん、もう死ぬ程飲んだでしょ?もういいんじゃないの?そろそろ休みなよ」
って、まだ人の形すらしていない粒の息子が、私のお腹の中で大暴れしたのかもしれない。
そんな酔いどれ女から元気に生まれた現在19歳の息子は、明日久々に帰ってくる。
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