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Strong womanになれなかった話

宮古島トライアスロンを走ってきました🏝️🏃‍♀️☀️
今回、初めてのロングディスタンスチャレンジ(スイム3km、バイク(自転車)123km、ラン35km)でしたが、結果はDNF(制限時間に間に合わなくて完走できず)でした。

宮古島トライアスロンはSTRONGMANという名称がついていて、完走すると強人(STRONGMAN)と認められますが、私は完走できなかったので、強人とは認められませんでしたので、つまり、弱ウーマンです😝

いやーでも楽しかった〜!辛かった〜!!ストロングマンは本当に強いなぁって目の当たりにしました。一方で、私がどれほどに軟弱ウーマンだったのかを細かく記録してみました。これじゃあストロング(ウー)マンにはなれないよなぁって、書いていて自分でも思いました😂(めちゃくちゃ長いのでさらっと流して下さい)

今回わかったことは、ロングはミドルの延長にあるのだけど、単純な距離の延長ではないという難しさと、難しいからこその面白さと、自分は自然(地球)の中の一部でしかないんだという人間の無力さというか、自然の偉大さを痛感させられました。

なんだかカッコ良さそうなことを言いましたが、端的にいえば、海では強い潮に流され、バイクでは島らしい風と豊かな起伏に翻弄され、ランニングでは南国らしい暑さと高い湿度に苦しみました。つまり最初から最後までヘタレだったってことです。笑

私はランニングの途中で制限時間となり、完走することなく、ランニングの25km地点で選手収容車に乗せられました。ランは往復のコースだったので、反対車線をでかでかと”選手収容車”と書かれたワンボックスが走ってるのを見た時に、昔遊んでいたスーパーマリオのゲームで画面が勝手にスクロールして追い込まれる感じを思い出して、車に追われながらも、クスッと笑ってしまいたした🚌🍄

回収されたのは残念ではあったのですが、実はそれほど悔しくもありませんでした。この宮古島トライアスロンに向けてできる練習は自分なりにやってきたし、当日も全力で粘ったので、回収された時は、あぁ私の今の実力はこんなもんかぁ〜という納得感と、もう今日はがんばらなくていいんだというほっとした気持ちでいっぱいでした。

ほっとしたというのは、冬の間の寒い練習から解放されたという嬉しさもありますが、実は前日からずっとこのレースが怖くて怖くて震えていたので、その恐怖からの解放でもありました。

前日の朝、海で試泳した時にも、本番と同じように強い潮に流されました。沖に出て戻ってくるというコースですが、沖に向かって右斜め前(沖)に潮が流れているので、陸に戻ってくる時に、全く前に進まないという状況になります。エスカレーターを逆走しているような感じです。

宮古島の海はすご〜く綺麗で透き通っているので、良いのか悪いのか、深いところでも海底が見えて、海底の砂紋がよく見える!見える!👀🐠
泳いでも泳いでもずっと同じ砂紋に留まってしまう状況が続くと、めちゃくちゃ焦ってきます。

疲れ果てる前になんとか目の前に見える小さなブイ(海に浮いてるボールみないな浮き)に捕まろうとしても、すぐそこにあるのに、おかしいな、まったく手が届かなくて、私はいよいよパニックになりました。

やばい、パニックになりだしたらいきなり呼吸が浅くなり、どんどん息が苦しくなります。とにかく落ち着け!って自分に言い聞かせても、泳力(パワー)に自信がないから、このままだと私は溺れて死ぬんだろうなって頭によぎりました。とにかく誰かに助けを求めようと思ったけれど、私は泳ぐのが遅いので、一緒にスタートした人たちは既に周りにいない。これはいよいよやばいぞってなりました。

そんな時「あぁ案外、人ってさ、あっさり簡単に死んでしまうもんだよね〜」ってもう一人のあやねーが舞い降りてきました。

私まだ死にたくない!しかも試泳で死ぬとか嫌すぎる。死ぬならせめてレースがいい!と謎のこだわりが芽生えてきたりしました。笑

そしたら、ふと、
今は試泳なんだし、無理に逆らって泳がないで、潮に流されたって別にいいんじゃない?って思えました。

体の力を抜いてケノビみたいに海に浮いてみたら潮に流されながら、目指していた目的地からは離れたものの、陸の方に少しづつ近づきつつ、そして別のロープに辿り着きました。おや?助かった!?私はそのロープをつたいながら泳ぎ、陸に上がることができました。(ほっ)

なんとか無事に戻ってこれたけど、明日の本番はこれを2往復するのかぁ…絶対やばいやつだ。怖すぎる😭😭😭と心の中で泣いていました。

写真はめちゃくちゃカッコいいけど、この時の私は魂がありません

その日は一旦解散して宿に戻り、午後に再集合だったのですが、その間の2-3時間、精神が不安でずっと心臓がバクバクしていました。お昼ご飯もほぼ食べられず、集中力もとぎれとぎれでした。そのうち興奮状態に疲れ果てて気絶したように眠りました。

午後はバイク(自転車)のチェックを受けて預け入れをし、その後にバイクコースの下見ドライブに連れて行ってもらいました🚘

本番は島をだいたい1周半するコースなので、下見ドライブでは島1周分だけを車で走ってもらいました。全123kmのコースのうち、70kmを超えたあたりから大きな起伏の繰り返す道を通ります。ここを楽に行けるように足を残しておくといいですね〜とコーチがアドバイスをくれました。

私は走りきれるのだろうか…下見すればするほどにどんどん不安になり、翌日のレースがどんどん恐怖になっていきました😨

夜ごはんもまともに食べれず、とにかく荷物の準備を早くまとめて、体のためにせめてもと思い早く寝てみましたが、何度も何度も、朝の海が怖かったことを思い出してうなされました😭

食いしん坊の塊でできているはずのこの私(自称、美食家)が、当日の朝、全くご飯(固形物)を食べれませんでした。さすがにこれはまずいと思い、カロリーをとれるモルテンの粉(160の方)を水に溶かしてスタート直前までに5袋くらい飲みました。(ちなみに1袋1000円です😇)念のためにと思ってたくさん東京から持参しておいてよかったです。あの時は精神がいっぱいいっぱいだったので、躊躇なくモルテンを爆飲みしましたが、平常心だったら5袋を飲みほすなんて逆に震えそうです😂💸

宿まで車で迎えに来てもらったのですが、気持ちが萎えていて、靴を履くためにしゃがんだら、そこから立ち上がれなくなってしまいました泣

以前、周りの友達がアイアンマン(ストロングマンより長い距離)を完走したと聞いて、わぁー!すごいねー!なんて軽〜く言っていた自分を、私はものすごく恥じました。アイアンマンにチャレンジしたというのは、とてつもないことだ。まず私はメンタルからして間に合っていない!!!

しばらくもじもじ考えていると、もう一人のあやねーがまた降りてきました。
「棄権したっていいんだよ。やるのも、やめるのも自由なんだから」
そう思ったら、ふと足に力が入ってかろうじて立ち上がれました。そうか、行くだけ行ってみて、無理だと思ったらやめよう。それに今日は本番だから、レスキューもたくさんいる。何かあったら昨日よりは安全なはずだ🛟

IRONMAN ケンティン(台湾)70.3の時も、現地で朝からサポートしてくれた花ちゃんが、今回も宮古島に応援に来てくれていて(女神)、朝の車も回してくれました🥺会場のホテルについて、花ちゃんとバイバイする時は本当に泣きそうでした。いえ、たぶん私は泣いていました。

感情が乱れていると、いろいろと忘れ物をして危ないので、とにかく落ち着いてバイクセッティングをしました。淡々と、メモしてきたやること(準備)リストを着々と進めました。タスクに集中してスタートの準備をしたり、友達が一緒に写真を撮ろうと声をかけてくれたり、宮古島トライアスロンチャレンジ(期間限定のスクールのようなもの)メンバーと会って会話しているうちに、気持ちも少し落ち着いてきました。日の出の時刻が近くなり、空も明るくなってきて恐怖心が多少やわらいできました。

ウェットスーツを着て準備している時のものすごーーーく緊張している顔はこちらです↓

顔がこわばっていて歯を出して笑えない

ウェットスーツを着て、海へ行ったら、あとは長い1日の始まりです。果たして12時間後に私はゴールで笑っているのか、どうなのか!?

不思議とこの時の私は怖がっていたさっきまでのあやねーではなくなっていました。

ところで、滝行にはまっている友人から聞いた話ですが、精神は必死と決死という状態があり、必死の時は本当に死ぬけど、死ぬつもりの覚悟で挑む時(決死)は死なないって言ってました。(滝はそのくらい怖いらしいです)
昨日の私は必死で、レーススタートした私は決死だったんだと思います。スイムは前日と同様に潮に流され、一斉スタートで3km中ずーっともみくちゃになりながら泳ぎましたが、不思議とそこまで怖さはありませんでした。

結果は、ゴールを通過することなく、私の長い1日は終わりました🌴

私は2021年に初めて宮古島へ遊びに来ました。その時は、私がトライアスロンをやるきっかけとなった、朝ちゃんせっちゃんたちと一緒に来ていて、トライアスロンの話は聞いていましたが、自分がまさかトライアスロンをやるなんて思ってもいなかったのに…人生て何があるのかわからないもんだ。人生って面白いなぁ〜ってつくづく思います。

本番のランニングパートでは、いつもご指導いただいてる久保埜コーチが並走して氷や飲み物を渡してくれて感動したりとか、どこにいても見つけてくれて元気な大声で応援してくれる花ちゃんとか、すれ違いの時にハイタッチしてくれた友達や、宮チャレの仲間とか、ボランティアの小さい子供たちが懸命にエイドで応援してくれたりとか、1日(前日の練習から入れると2日間)でこんなに感情の振れ幅が大きく揺れたことのないくらいに喜怒哀楽を味わいました💓🥺

前日の朝スイム試泳のあとは、もうトライアスロンはやめようと本気で思ってました。宮古へ来る前の関東での海練の時も(前回のnote)、もうトライアスロンはやめようと思ってました😂

また何かごにょごにょ言ってるよ、って本気にされてないと思いますが、その時は心底、本当にそう思ってるんです😭(相変わらず情緒不安定)

こんなに振り回されてメンタルも体も疲れ果てたのに、たぶん私はまだトライアスロンをもう少し続けます。(なんでだろうね笑)

いつも応援、激励、ひやかし、何でも笑 本当に本当にありがとうございます😭お優しい方は今後も練習やご褒美ごはんにお付き合いくださいませ♡m(._.)m♡

ゴールの写真が無いので、久保埜さんが撮ってくれた私の唯一の素敵写真を貼らせて下さい。スイムから無事に帰ってこれてすごくほっとして嬉しそうなバイクスタートの瞬間です📸

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