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英語はツールだ。

みなさま、こんにちは☆本日はシンプルに英語の勉強の仕方について。多くの方が嫌いな文法。なぜ文法を学ばないといけないのか。少し一緒に考えてみましょう。

みなさまにとって「英語」とは一体何でしょう?私にとっての「英語」は、人とコミュニケーションを取るときに使うツールでしかありません。学校で英語の成績に悩まされている学生さんにとっては、ツールというよりは大きな目標になっているかもしれません。でも残念ながらそれは違うと思います。ツールに使われる人になるのではなく、ツールを使いこなす人になることが大切ではないでしょうか?いくら英語のテストで点が良くっても、実際に日本語が全く話せない外国人を前にした時に使えないのでは意味がありません。

世の中に溢れている沢山のツール。スマートフォンもその一つです。人と連絡を取るときに使ったり、調べ物をするとき、データを修正したり保管したりと多種多様に使えます。では、そんな便利なスマートフォンを使うには、最低限のルール理解や仕組みを知らないといけません。初めて手渡された人が、いきなり使いこなすことは不可能でしょう。スマートフォンを手にして10年ほど経ちますが、まだまだスマートフォンを使いこなせていない自信があります。それほどまでに私にとっては、難しいツールの一つだったりします。

英語もスマートフォンと同じです。最低限使いこなすためのルール理解が必要です。そのルールが、多くの方が嫌いな「文法」です。

日本の英語教育は、十分に高いと思っています。海外の大学に行ったことはありませんが、ロンドンで仕事をするにあたって、学校教育で習った英語は十分でした。なんなら十分すぎました。ロンドンのデザイナーズブランドでショップ店員として働いていたので、お客様との接客は必須業務ですし、メールや電話での問い合わせ対応、さらにインターネット販売のサイト運営などもしていました。この業務を行うのに、中学校3年間の英語力があれば十分だと思いました。高校で習うレベルに関しては、私にとってはハイレベルでした。

もちろん、英語力が高いに越したことはないでしょう。ネイティブと同じくらい話せた方が良いに決まっています。ですが、英語はあくまでも人とコミュニケーションを取るためのツールにすぎません。スマートフォンを思い浮かべてみれば分かるように、実際に使ってみないと使いこなせるようにならないんです。本を眺めているだけではダメなんです。

英語を使いこなすとは、もちろん「話すこと」です。ここがごっそり抜けている日本の英語教育では、決して話せるようになりません。多くの方が英語を話せないのは、受けている英語教育のレベルが低いからではなく使っていないだけです。むしろ不必要なハイレベルを全員が学ばないといけないがために、英語嫌いが発生しているとも思います。

私が2年間ロンドンでお仕事をしてみて思ったことは、中学校レベルをきっちりやること。また、テキストや問題集だけをやるのではなく、必ずそのレベルの会話練習もしっかりとやること。これがツールとしての英語を使いこなすための第一歩です。難しいことはありません。まずは中学校1年生のレベルから初めてみてください☆(2020年に学習指導要領が改定し、小学校5年生から英語が教科化されていますが、書籍等で見かける「中学英語」で問題ないと思います。)。スマートフォンを使い始めたときを思い出し、中学校レベルの英文法に取り組んでみてください☆

オンラインでのレッスンも行なっておりますので、ぜひ英語を使いこなしたい方はご参加ください!絶賛奮闘中の仲間に出会えますよ。


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