英文法はシンプル!主語と動詞う繰り返すだけ。
みなさま、こんにちは☆今日は本業の英語について。「英文法が苦手」と大人、学生に関わらず生徒さんに言われることが多いです。そんな私も英文法は苦手だったりします。でも一つのルールを理解していると、シンプルに頭の中で組み立てることができたりします。今日はそんなお話。少しでも英語を習得したい方のヒントになれば嬉しいです。
英語を使いこなすための自信
私は英会話講師としてお仕事をさせていただいていますが、特に「英会話」を専門にしてます。これは自分自身がロンドンで働いてみて、英語を話せない限りは、いくら難しい文章を読めても書けても意味がないという経験からです。日本語が分からない相手とコミュニケーションを取るためのツールとして英語を使っているだけなので、個人的な意見としては、難しい英単語や英文法を使うことにも、キレイな発音をすることにはあまり興味がありません。ですが、やはり自信を持てない限り、英語を使いこなせない気持ちも分かります。その自信を持つためのきっかけが、「英文法を理解した」または「英文法を使いこなせた」ということもあるかもしれません。ということで、英語を使いこなすために自信を持てるように簡単に英文法を理解する方法を一つご紹介。
英語に必要な主語
まず、英語の文章を作るにあたって一番大事なのは「主語」。日本語ではスキップしても問題がない主語。日本語ではあまり重要視されてないのですが、英語では最重要事項です!
まずは頭の中で、常に主人公は誰なのかが浮かぶようになれば、英語習得への大きな前進です!
次に大事なのが動詞
主人公を確認したら、その次に大切なのが「どんな行動を取るのか」を伝える「動詞」です。日本語ではたいてい動詞は文の最後にきますが、英語では二番目にくることが多いです。もちろん一番目は主語です。
これほどまでに英語と日本語では語順が違います。頭の中で組み立てるのは至難の業です。ですが、常に「誰がどんな行動を取るのか」を意識する癖がついたら、もう英語を習得できたと言っても過言ではありません。英語はひたすらその繰り返しなのです。
詳しい話は主語と動詞の繰り返し
「長い英語を話したい」ということを生徒さんから言われたことがあります。今も授業をするたびに言われ続けています。
長さを基準にしてしまうと、相手とコミュニケーションを取ることがすっぽりと抜けてしまうので危険ではありますが、仕組みさえ分かればきっと使いこなせるはずです。
多くの方が思う短い英語ですが、「I have a house.」の一言で終わってしまうこと。これは4単語ですので確かに短い。決して長文ではありません。では、長い英語を作るには一体どうしたらいいのか?その仕組みというのが、「主語と動詞の繰り返し」です。関係代名詞や接続詞など、苦手な文法用語を聞いてしまうと頭の中がパニックになるかと思いますが、英語は実にシンプルで、重要なことから先に「主語と動詞を繰り返す」だけなのです。
先ほどの「I have a house.」。この文章の主語は「I」、動詞は「have」です。とにかく自分が持っていることを主張したいのがよく分かります。そこに、「主語と動詞を繰り返す」という英語特有の文法技を使ってみましょう。
「I have a house that I bought.」。少し長くなりました。4単語だった短い文章が7単語に成長です。これを分解してみると、もちろん主語は先ほどと同じで一番前に並んでいる「I」、動詞は二番目に重要な要素なので「have」ですね。ここで、「that」という関係代名詞を使っているのですが、その後を見てみると「主語と動詞が繰り返し」になっているのが分かるでしょうか?繰り返した主語は「I」、動詞は「bought」です。私が買ったことが分かります。学校のテストであれば、thatを使うのかwhichを使うのか、などと細かい理由を考えたり学ばなければいけませんが、会話であれば「that」が抜けていたところで気にすることはありません。ポイントである「主語と動詞を繰り返す」ことができているかどうか。ここが大切です。このポイントを押さえておけば、難しい文法を学ばなくても、①とにかく何が一番伝えたいことか、②その際の主語と動詞は何か。これを考えるだけで英語の文章が作れます!
まとめ
今日は、英語を使うのに自信がない方向けの記事です。個人的には文法を使いこなした文章を使うことが重要ではなく、どれほど早くリスポンスできるかどうかの方が大切だと思っていますが、英文法が苦手なために英会話に苦手意識を持っている方が多数いるのも分かっています。そんな方が少しでも自信を持って英語を使いこなすためのティップスでした。
まずは主語と動詞を意識すること。さらに詳しいことを話したい場合も、必ず主語と動詞を意識すること。主語と動詞をワンセットにして、ひたすら繰り返す。そうすることで、いままで一言で終わっていた英文が、少し幅が広がります。ぜひ自信を持って英語を使いこなしてほしいと思っています。You can do it! Just have a confidence!!
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