東京の暑さがfashionに及ぼす影響について
服が好きだ。
仕事で東京に行く予定ができた(行きたくなかった。本当は広島に行く予定だった。労働はクソ)ので、仕事終わりに大好きなルミネ有楽町へ行った。
ルミネ有楽町はお洒落なお客さんが沢山いるから好きだ。シーズンごとのシルエットとか色使いとかを参考にしている。行くと必ず着こなしのヒントをもらえる。勝ち確の場所なのだ。
7月の終わり、外気温36℃の東京。
暑い。
神奈川県某市から東京に向かう電車(思ったより遠かったし山手線のように3分に1回ペースで電車が来ないことを初めて知った)で、飲み物を携行し忘れて脱水になりかけた。
日傘すらブッ刺すような日差しの中、やっと到着したルミネ有楽町。室内は涼しい。
仕事用の服から着替えるための可愛い服を探しながら、お洒落なお客様を観察しよう。
…
お洒落なお客様は?
店員さんは当然お洒落だが、お客の様子がいつもと違う。
みんな何を優先しているのか。
涼しさだ。
黒のシフォンワンピースとか、Tシャツに薄手のスカートとか、言ってしまえば札幌にもいそうなファッションの人が大半だった。
まあそれもそうよな。
死ぬもん。
実際、私も飲み物を買い忘れて死にかけたからな。
なんとか可愛いワンピースを見つけ出して(プロパーの秋物だった)着替えたが、そのお店の店員さんも
「おかしいですよ東京。どうかしてますよ。」
とキレかけていた。気温の話になった途端、接客モードから真顔に変わったのでガチなのだと思う。
札幌に着いた瞬間、いつもは外気温や湿度に文句を言いまくる私が「あ、涼しい」と呟いていた。
超絶キラキラスポットであるルミネのお客さんまで「涼しさ第一の服装」にさせてしまう東京の夏。
というか、お洒落第一の人もあの暑さにはポリシーを変えざるを得ないのだな。
大変勉強になった。
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